Vol.213 WWE日本講演、スターダム、全日分裂


 7月4日、久し振りにWWE日本公演を観戦しました。両国2連戦の初日で、入りは7、8割という感じでしたが、盛り上がっていました。なぜ初日にしたかというと、JSPRORTSのサポーターとしてゆずポンが来場するということだったので。他にもスターダムの選手も来ていたようですが、残念ながら会えませんでした。高山と論外には国技館の入口で遭遇しました。会場でもリングサイドにいて、ジェリコとやり合っていました。
 今回のエース格はシナで、新顔の目玉はザ・シールド、ライバックといったところですが、どうもかつてのスーパースターと比べるとスケールが小さく感じてしまいます。アンダーテイカーが観たかったです。
 全日の騒動は結局、真っ二つに分裂という結果になりました。諏訪魔、大森、征矢、KENSO、SUSHIが残留。秋山、潮崎、金丸、鼓太郎、青木のバーニングが電撃入団となりました。
 一方の武藤は新団体W−1の旗揚げを発表しました。所属選手は、船木、カズ、近藤、稔、河野、KAI、大和、浜、中之上、アンディ・ウーと練習生が3人です。
 白石社長の言動には問題がありました。今は殊勝な態度を取っていますが、信頼感はありません。出て行く選手の気持ちも分かります。それでも当の武藤がこの人物を引っ張ってきたわけですから、武藤が全面的に悪いと思います。武藤全日本は、もはやかつての全日本ではありませんでしたから、結局、王道全日の流れを汲む選手が残ったということでしょうか。会社としてはもはやかつての全日本ではないのですが。
 相変わらずスターダムの新木場は観戦しています。7日は、メインで岩谷麻優が米山のハイスピード選手権に挑みました。すごく可能性のある選手で、最近はすごく頑張っているのですが、この日はやはりまだまだの内容でした。赤いベルト王者の柴雷イオとモンスター軍がタッグで対決し、木村響子がイオに勝利しました。それで言いたい放題で、まずは8.17後楽園での赤いベルト挑戦を決めました。タッグ王座決定トーナメントには不出場、優勝チームと対戦すること。そして5☆STAR GPは予選を免除で本戦出場を決めました。あっぱれなヒールっぷりでした。
 21日のスターダム新木場大会を観戦しました。負傷欠場者が多くて、3試合というのは寂しいかなと思いましたが、内容は充実していました。
 まずは5☆STAR GP予選のスターダム・ランブルで、時間差バトルロイヤルですが、勝ち抜けというのが珍しいところでしたが、これが面白かったです。ゴールデンルーキーの彩羽匠が惡斗に勝利してイチ抜けを決めると、すかさず宝城が惡斗を続けてフォール、最後は惡斗がなんとか勝利して最後の出場権を獲得しました。
 2試合目は川葛対夕陽&DASHチサコで20分引き分けでしたが、川葛が仙女に参戦することが決まっていることもあり、白熱した試合となりました。そして試合後は惡斗が6人タッグ王座挑戦とパシリを止めたいとアピール、夏樹に「負けたら分かってるんだろうな」と言われながらも後楽園での王座挑戦が濃厚となりました。
 メインは赤いベルトの前哨戦で、イオ&奈苗対木村&ヘイリーでした。奈苗とのタッグならばと思ったのですが、木村の充実振りは素晴らしく、結局2戦続けてイオが敗れるという結果になってしまいました。逆に後楽園のタイトル戦では絶対に勝って欲しいという思いが強くなり、楽しみにはなりましたが。
 この21日は参院選が行われました。日本維新の会から比例区で猪木が出馬し、開票早々に当選確実となりました。選挙運動中はツイッターで何処に行くというをつびやいていたので、14日の日曜日に川崎に行ってきました。川崎は以前に仕事で行っていたことがあって土地勘があるのと、都内より人が少ないだろうと思ったので。仕事場所が変わった後もFMWの川崎球場大会などでたまに訪れて懐かしく思ったりしたものですが、今回も何年振りかに訪れて懐かしく思いました。適当にあたりをつけて待っていたら目の前に選挙カーが止まって、間近で演説を聞けました。あっと言う間に人集りとなり、やはり知名度は抜群でした。何をするにせよ元気で活躍してくれればいいのですが、出たからには受かって欲しかったので良かったです。IGFがどうなるのか心配ですが、国政の場でも活躍して欲しいと思います。