Vol.228 神取50周年、スターダムタッグリーグ戦&MASK FIESTA


 10月11日、神取忍50周年記念興行を観戦しました。LLは昨年11月の貴子50周年記念のTDCホール以来1年振りの興行、女子としてはスターダム両国シンデレラ以来1年半振りの両国大会でした。客入りは残念な感じでしたが、まあ仕方ないでしょう。
 メインは神取&ダンプ&藤原対長与&堀田&天龍という凄いカード。もはや女子の範疇も時代をも超えています。となると名勝負は望めませんが、それぞれらしさは見せていました。結局は神取が長与にスリーパーで勝利という結末でした。
 セミの貴子&KAORU対浜田&中川、その前の豊田&ボリショイ対ジャガー横田&DASHチサコは女子プロレスらしい試合でした。さくらえみ対アイガー、ブリバトとLLPW−Xの色も出ていました。
 ブリバト、井上貴子、長与千種は女子プロらしく歌も披露しました。ゲストも多彩で、城之内早苗がマキ上田と駆け巡る青春を歌い、サンプラザ中野くんが玉ねぎとランナーを歌い、これは世代的に懐かし過ぎました。
 12日はスターダム新木場大会を観戦しました。9.23後楽園大会が観戦できず、その後興行が少し空いたので1カ月振りの観戦でした。このところスターダムはほぼ皆勤賞なので、すごく久し振りに感じました。
 タッグリーグの開幕戦でした。メインはタッグ王者の七海里と長身&剣道タッグの彩羽&世羅のフレッシュコンビで時間切れ引き分けでした。やはり15分は短いです。他にも白とハイスピードの王者コンビとなった久し振りのサンダーロック、メキシコのマスクウーマンコンビのスターファイヤー&ミスティク、新川葛?世IV虎&はづき、新モンスター軍木村&クリスなど魅力的な8チームが揃いました。
 公式戦が組まれなかった世IV虎は、スターダム初参戦となった松本都と異色対決。おふざけスタイルはスターダムには似合わない気がしました。
 13日は新日の両国大会がありました。3連戦になるし、台風も来ていたし、というわけでもないのですが、何となく観戦はやめておきました。
 AJ対棚橋のIWGP戦、オカダ対内藤の権利証争奪戦とカードに新鮮味がなく、結果も移動なしだろうと思っていたのもありましたが、結果は棚橋のIWGP王座奪回という意外な展開でした。これでドームは棚橋対オカダのIWGP戦に決定しました。AJ対オカダよりはいいのかどうか?
 26日は新木場でスターダムWヘッダーでした。昼はタッグリーグの中盤戦。メインのワッキー&コグマ対イオ&麻優は、コグマが麻優をフォールするという波乱の結果でした。そして何故か泣きながらイオのハイスピード挑戦を表明し、地元博多大会のメインでの対戦が決まりました。とても楽しみなカードです。コグマは本当にどんどん強くなっているし、どんどん可愛くなっています。末恐ろしい17歳です。
 この日はタッグリーグ公式戦が4試合でしたが、他の試合も良かったです。スターダムはタッグ戦も文句無く面白いです。ただ11.3後楽園では七海里のタッグ王座にイオ&世IV虎が挑戦し、タッグリーグの最終戦は次の新木場というのが何か焦点がボケてしまう気がします。
 夜はマスクフィエスタでした。昨年はゆずポンのラスト新木場で、マスカラスと夢のコラボという豪華版でした。今年は大物ルチャドールの参戦はありませんでしたが、スターダムの全選手が一夜限りのマスクウーマンに変身するというだけで夢があり、華やかでハロウィンらしい素晴らしい企画でした。
 そしてゆずポンマスクがゲストとして来場してくれたのが私としてはめちゃめちゃ嬉しかったです。ユキ(白)(緑)も出場した第1試合の4WAY戦ではレフェリーを務め、最後はユキ(白)にゆずポンキックを見舞い、MINI IOTICAの勝利をアシスト。ティグレ風香とミキティコとのトークショーも行い、エンディングには登場しませんでしたが、ユキ(黄)が出現しました。売店にツーショット撮影まで。とても素敵な1日でした。