Vol.242 12月もスターダム、AgZ


 12月6日は年内最後のスターダム新木場大会を観戦しました。通算100回目の新木場大会だったそうです。新人王決定戦、惡斗引退カウントダウン、アーティスト・オブ・スターダム王座決定戦で大盛況でした。
 今年の新人王決定戦は、ビギニングから参戦の安納サオリを含めて4人によるトーナメントで争われました。ケガもあり苦節2年の練習生時代を経てようやくデビューした美邑弘海は、安納サオリから初勝利は挙げたものの、新人王に輝いたのはやはりジャングル叫女でした。パワー、気持ちの強さがずば抜けています。スターダムにはいなかったタイプで今後が楽しみな選手です。
 惡斗は大江戸隊トリオでアーティスト王座決定3WAY戦に出場しました。最後にベルトを取らせたい気持ちもありました。もしくはイオ&麻優&桃のトリオの勝ちかなと思っていたのですが、新王者となったのは、意外やもう1チームの松本浩代&ケリー・スケーター&イーヴィーのトリオでした。新外国人のイーヴィーは,実力もルックスもなかなか良くて、今後が楽しみな選手でした。
 23日はスターダム年内最終戦の後楽園大会を観戦しました。惡斗の引退試合ということもあり、北側も開放して満員の観客が集まりました。引退試合はほーちゃん、悠と3期生トリオを結成し、大江戸隊と対戦でしたが、チームワークがちぐはぐで、お約束の他選手乱入もあり、風香GM、ゆずポンまで登場して、最後はまさかの両者リングアウト。そして木村とのタッグで、ほーちゃん&悠との再戦となりました。やはりこっちの方がしっくりきました。最後は惡トーンで悠をフォール。セレモニーも3期生の翔月なつみがビデオで出たり、和やかでよかったです。いい形で送り出せたと思います。
 メインの大一番はイオが里村に挑む赤いベルト奪回戦でした。今年のイオはフォアザチームに徹してスターダムを支えてきました。最後は麻優のドラゴン、ほーちゃんのダイビングエルボーを出し、ムーンサルトで勝利しました。皆の力で勝てたとの言葉も。確かにほーちゃんと麻優の成長は大きかったです。それでもイオがエースとしていたから激動の1年を乗り越えられたのだと思います。だからイオが取り返したと言いたいです。
 スターダムにとっても本当に激動の1年でした。終わってみれば早かったです。最後は笑顔があふれる素晴らしい大会でした。今年は新木場と後楽園は皆勤賞でした。1年間見続けて本当によかったです。
 13日はそのアクトレスガールズのイベントがあり、19日は風香のイベント、20日はイオイベントとゆずポンイベントと12月もスターダム&AgZのラッシュとなってしまいました。ちなみに20日はアクトレスガールズの新木場大会がありましたが、ゆずポンイベントとかぶって観に行けませんでした。やはり未だにゆずポンが最優先です。
 26日はREINA女子プロレスを初観戦しました。アクトレスガールズ提供試合としてまなせゆうな&安納サオリ対本間多恵&万喜なつみが組まれ、20日に観にいけなかったこともあって。
 アクトレスガールズはその名の通り、闘う女優の集団です。スターダム時代にポストゆずポンとして応援していたまなせゆうなが参加したことで応援しています。他の選手も女優ということでビジュアルはいいですし、頑張っているし、売店やイベントなどで身近に接することができて、ハマっています。特になつぽいこと万喜なつみ選手は大ファンになってしまいました。
 旗揚げしてまだ4大会しかしていないのでプロレスのレベルはまだまだですし、あくまでも女優業と両立なので、スターダムほどのプロレスにすべてをけている感はないですが、とても頑張っていることは伝わってくるし、やはり応援してしまいます。
 この日は、万喜なつみ&本間多恵が初の後楽園登場。相手はまなせゆうな&安納サオリと経験値に差はありましたが、同じアクトレスガールズの仲間同士ということで良い試合ができたと思います。
 REINAは朱里と成宮がビジュアルと実力を兼ね備えた選手で、真琴はビジュアルも実力も微妙なところ、あとは小波の4選手ですが、この日は全員が敗れるという結果になってしまいました。2人の練習生のデビューが決まったことは明るいニュースでした。
 メインは朱里のナルシスト軍と尻神教の敗者解散マッチでしたが、このストーリーをよく知りませんし、他の4人は男子で、女子と男子が普通に戦ってしまうのは好きではないのでちょっとなぁという感じでした。
 男子は12月はタッグの季節ですが、新日は以前からタッグリーグはあまり盛り上がりませんし、全日の最強タッグも往年に比べると寂し過ぎるメンバーです。ノアは23日に大田区でビッグマッチがありました。ようやく丸藤が鈴木からGHC王座を奪回しました。GHC4大タイトルのうち3つがノアに戻って来ましたが、最後に杉浦が鈴木軍入りというサプライズ。鈴木軍との抗争はまだ続きます。潮崎は同じく出戻りの金丸と組んでいくことが決まりました。新たな展開になっていくようで注目です。