Vol.246 鶴見青果市場からシンデレラトーナメント


 4月3日、ゼロワンを退団した崔領二が旗揚げしたランズエンドを観戦に行きました。会場は鶴見青果市場です。昔、鶴見五郎の国際プロレスがやっていたのは知っていますが、行くのは初めてです。綱島駅からバスで少し。やはり不便ですね。久し振りに大谷、黒田や女子の豊田&下田を観ましたが、わざわざ出掛けて行ったお目当ては、第0試合に出場したアクトレスガールズと、試合はありませんでしたが、来場してグッズ発売を行ったまなせゆうなでした。
 先日のACT6新木場大会で、まなせゆうなが退団し、一旦の区切りがついたアクトレスガールズですが、5月に舞台が決まっているものの、興行の方は未定。ゆうなも今後は未定で、彼女たちと会える貴重な機会でした。人が少なくて、試合後も時間がたっぷりあって、ゆっくりと会うことができて本当に良かったです。
 10日はスターダムもなく、新日の両国大会がありましたが、あまりそそられず、観戦はしませんでした。個人的には中邑が抜けたのはやはり大きいのですが、世間的には影響なく相変わらずの盛況だったようです。
 内藤もだいぶ認められてきているようですが、個人的にはあまり好きになれません。IWGP初戴冠も介入ありということでは認められません。真田聖也の加入は面白いと思います。他にもヨシタツの復帰や、タマ・トンガ兄弟タッグなど新しい話題作りには事欠かず、その辺りが観客動員に繋がっているのでしょうか。
 17日はスターダム新木場大会を観戦しました。スターダムの新木場は1カ月以上振りで、すごく久し振りに感じました。メインでアーティストオブスターダム選手権が行われ、イオ&麻優&ほーちゃんのスリーダムが王者、桃&叫女&弘海のルーキーズが挑戦と、キッズ以外の所属選手が総登場となりました。ルーキーズも健闘はしましたが、まだまだ実力差は歴然で、早く追いつけ追い越せで頑張ってもらいたいです。
 フィーメル対加藤悠、松本浩代対キッドとちょっと無理なカードもありましたが、久し振りの木村響子に、もはやお馴染みのアクトレスガールズ、新外国人選手の参戦もあり、5試合がラインアップされました。
 第1試合は、ヨネックス、あずみ軍団の5WAY戦で、なつぽいは一夜限定のピンクのセーラームーン衣装で登場。それでも黄色と呼ばれる辺りは、すっかりスターダムにも定着してきたのだと思います。たまにはこういうのもいいですが、また黄色で頑張って欲しいと思います。
 29日はスターダム後楽園大会、シンデレラトーナメントを観戦しました。シングルのワンデイトーナメントで優勝者にはシンデレラ衣装が贈呈され、プレゼンターはゆずポンという大会です。3年前の両国シンデレラを引き継ぐ大会で、2年目の今年はまさに4.29シンデレラ記念日に開催されました。是非毎年恒例にしてもらいたいです。そして今年はアクトレスガールズからサオリンが参戦、なつぽいもセコンドで来場し、ゆずポンとなつぽいの揃い踏みが実現、関係ないですが、大会の後は書泉グランデでまなせゆうなのイベントがあるという個人的にはテンション上がりまくりの一日でした。
 話しを戻して、16人が参加するため全15試合にもなるので、10分1本勝負、オーバーザトップロープあり、引き分けの場合は両者失格というルールは致し方ないところと思います。逆にこのルールなりの面白さもあります。
 イオが木村響子と両者オーバーザトップロープで、ほーちゃんがサンタナと時間切れ引き分けで敗退しましたが、これはともに10分で簡単に勝てる相手ではなく、組み合わせとルールに泣かされたところはありました。結果はまさかの麻優連覇。G1の第1回、2回で蝶野が連覇したのと記憶がだぶりました。
 そして最後にまさかまさかのサプライズがありました。ゆずポンに呼び込まれ、美闘陽子が4年振りに登場し、復帰を宣言しました。スターダムのそして女子プロレス界の将来を担うエース候補だった選手です。不在の間に大きく変わったスターダムに戻ってきてどうなっていくのか、これからのスターダムからますます目が離せなくなりました。