Vol.249 極悪×暴走×アクトレスガールズ×スターダム


 7月3日は試合はありませんでしたが、ほーちゃんのイベント、イオのフォトリブレ発売記念の2ショット撮影会&サイン会がありました。どちらも大盛況で、イオは前日は仙女の新潟大会で里村とタイトルマッチを行っており、ほーちゃんも忙しい中での心のこもったファンサービスで、彼女たちのプロ根性は本当に素晴らしく、応援せずにはいられません。
 9日は極悪×暴走興行新木場大会を観戦しました。早くからチケット完売で、今もまだ人気があるのですね。第1試合で、ダンプ&堀田と何とジャンボ堀&大森ゆかりがエキジビジョンマッチを行いました。そしてトークショーということで、懐かしい面々が続々と登場しました。小倉由美、府川唯未まで登場したのは驚きでした。最後はブル中野も登場しました。ここで休憩時間。最初に極真空手女子チャンピオンで歌手という人の歌のコーナーもあり、昔の全女さながらの冗長な進行でした。
 休憩明けの第2試合は、なつぽい対アイガーの超異色対決でした。実はこれがお目当てで行きました。アイガーはとても難しい相手だったと思いますが、しっかりと戦ったと思います。彼女もプロ根性、そしてプロレスの良さを理解して前向きに一所懸命やっていくという姿勢が素晴らしく、日に日に成長しているので応援せずにはいられません。
 10日はスターダム新木場大会を観戦しました。こちらも超満員札止め。過去最高の入りだったと思います。素晴らしいことです。こちらも第2試合、なつぽい対桃が一番の注目でした。桃が遠慮なく実力を発揮し、なつぽいも全力で食らいついていき、素晴らしい試合になりました。
 ヨーロッパ遠征で評価の高かったトニー・ストームが初来日、前回の来日で話題を集めたバイパーが再来日と外人勢が勢いを増し、スターダム正規軍が押される展開となりましたが、ここからの巻き返しを楽しみにしたいと思います。
 ちょうど1年前のデビュー戦で話題を集めたもののその後退団していたレメイ明日輝が戻って来たのも嬉しいニュースです。怪我もありましたが、やはり彼女の場合は、プロ根性という点で足りないものがあったので、今度はどこまで頑張ってくれるのか期待したいと思います。
 16日、17日はスターダムは岡山、広島遠征でした。ここはさすがに遠征はやめておきました。そして18日はアクトレスガールズACT8新木場大会を観戦しました。
 メインを務めたのは、なつぽいでした。しかも中森華子と組んで、相手は堀田&ダンプ松本という、このところ試練の連続ですが、またまた大試練でした。それでもこの日も頑張りました。しっかりメインを務めました。
 セミでは中野たむがデビュー戦でサオリンと対戦しました。体格に恵まれたものがあり、格闘技の経験もあるということで期待されていましたが、これも大健闘でした。
 この2試合に比べると、前半戦はまだまだの内容でしたが、エイミーは前回何もできなかった堀田戦を経て、かなりよくなりましたし、他の選手も前回のプロレスとはいえないような内容からは少し進歩が感じられました。
 ダンプは、まず礼儀ができていると彼女たちを認める姿勢を示しました。彼女たちは女優でありながら、プロレスというものを理解して真摯に取り組んでいます。プロレスは魅せるものなので、女優としての表現力は大きな武器になりますし、彼女たちの一所懸命な姿勢なら、女優がプロレスをやるというのは案外いいんじゃないかと思います。とにかくまだまだこれからの団体ですが、応援したいと思います。
 そしてG1も始まりました。スケールは大きくなるのですが、何か魅力はあまり感じないというか、中邑がいないというのはやはり大きいです。波乱のスタートでしたが、それももはや恒例という感じです。間にスーパーJ−CUPを挟むというのも、どちらも焦点がぼけてしまう感じです。
 それでも決勝戦のチケットは売れ行き好調で、様子を見ているうちに売り切れてしまったので、今年は観戦なしですが、後半に向けて盛り上がってもらいたいです。
 その他はというと、全日では負傷で長期欠場していた諏訪魔が復帰しました。それでも三冠王者が宮原、秋山が挑戦して敗れるという。世界タッグ王者は関本&岡林、ゼウス&ボディガーと争うという。どうもしっくり来ない感じです。大日本は両国大会がありました。普段の大日本で勝負しましたが、観衆3293人は寂しいです。星野勘九郎がデスマッチ王者、神谷がストロング王者というのもしっくり来ません。ドラゲーはベビーフェースに戻ったYAMATOが鷹木を破ってドリームゲート王者となりました。これはいい感じだと思います。