Vol.254 2016年はスターダム&アクトレスに明け暮れました


 12月4日はスターダム新木場大会。珍しく日曜の夜興行でした。昼はのんびりしようかと思っていましたが、昼のディアナ熱海大会になつぽいが参戦すると聞き、Wヘッダー可能と判断して急きょプチ遠征しました。もう少し早く発表してくれるとよいのですが。
 熱海から少し先の網代という駅の南熱海マリンホールが会場でしたが、すっかり地方興行の趣でした。それはそれでいい感じです。最近アクトレスガールズとディアナは友好関係なので、井上京子、下田美馬、伊藤薫など昔の全女で観ていた選手、さらにはジャガー横田も観る機会が増えました。そしてSareeeもいい選手です。なつぽいは第1試合でたむちゃんと初シングルで提供試合でした。この2人なら当然いい試合になります。本音を言えばスターダムに出てもらたいのですが。
 そして新木場にUターン。恒例の新人王戦です。過去の新人王は凄い選手ばかりですが、今年はかなり小粒で、ここにもアクトレスガールズが出て欲しかったところです。メインではイオの新ユニットQQにようやく麻優が一矢を報いました。そう来なくちゃ面白くありません。アクトレスからはサオリンが美闘とタッグで出場しました。
 11日はアクトレスガールズACT13新木場大会を観戦しました。ACTのナンバーシリーズは今年最後、サオリん対チェリー、なつぽい対ボリショイ、たむちゃん対伊藤薫など他団体との興味深いカードが並びました。他団体の選手がいないと興行が成り立ちませんが、そしてほぼ全敗でしたが、それでもこの一年の彼女たちの頑張り、成長には目覚ましいものがありました。この日も素晴らしい興行でした。
 17日はスターダム新木場大会を観戦しました。年内最後の新木場は珍しく土曜の昼でしたが、またも大盛況でした。メインはQQ対麻優&叫女&サオリんの6人タッグでした。桃が叫女に勝利、桃は成長しています。対する叫女は伸び悩んでいます。イオの2年連続女子プロレス大賞は素晴らしいことで、QQは進化しています。一方の麻優はあまり変わっていないように思えます。QQは3人固定メンバーになってしまうので、もう1人欲しい気がします。サオリんの裏切りQQ加入を少し期待していたのですが、ありませんでした。なつぽいの姿もなく、寂しく感じました。セミはBY宝と木村親子のタッグ選手権前哨戦でしたが、イマイチでした。ベルトが遠くなったなという木村響子の言葉が正論に聞こえました。巻き返して欲しいです。
 18日はもアクトレスガールズの提供試合があるということでディアナの新宿FACE大会を観戦しました。なつぽい&サオリんの2トップコンビ対エイミー&たむの組み合わせは観に観に行けなかった12日のバトスカフェと同カードで、この時はまさかのなつぽいがエイミーにフォール負けという結果でしたが、この日はきっちり借りを返しました。なつぽいとサオリんは組むより闘った方がいいのかもしれません。別に仲が悪いわけではありませんが。
 22日はスターダムの年内最終戦後楽園大会を観戦しました。追加参戦の発表があって、すごいことになると前から聞いてはいたのですが、まさかの芸能人の参戦でした。世間に訴えるにはよいのでしょうが、プロレスファンはノーでしょう。しかもイオとほーちゃんがタイトルマッチがありながら2試合することになるのが嫌な感じでした。これだけスターダムを応援してきましたが、この日の内容によっては、気持ちが離れるかもしれないと思いながらの観戦でしたが、イオ対麻優の赤いベルト戦は素晴らしかったです。BY宝もタッグ王座を奪回しました。試合内容、結果とも大満足でした。芸能人の試合もレスラーが全面的にバックアップしたこともあり、それなりに楽しめるました。良かったです。
 23日は急きょなつぽいが参戦することになったので、急きょももクリプロレスを観に行きました。LLPW枠でなつぽい&志田光対堀田優美子&井上貴子という夢カードでした。まさかなつぽいと貴子が対戦するなんて。
 24日は極悪暴走興行で堀田祐美子&安納サオリ対豊田真奈美&なつぽいというこれもかなり興味深い対戦でした。なつぽいは2日続けて凄いメンバーとの対戦で、かなりやられていましたが、見せ場は作りました。試練の連続ですが、何より怪我をしないのが立派です。
 2016年の締めは27日のアクトレスガールズ年末特別興行でした。この日は、ぽいマンやブラックポテ子も登場し、バトルロイヤルもあって、忘年会といった楽しい興行でしたが、この1年で彼女たちは大きく成長しました。プロレスのレベルも何処に出しても恥ずかしくないまでになりました。
 いろいろなことがありました。プロレスに舞台に、彼女たちはどちらも全力で頑張り、アクトレスガールズというものが少しづつ形になってきました。辞めて行った人も多かったです。この日も宮間梨佳がラストマッチでした。そしてまなせゆうなが帰って来たのも感慨深かったです。
 12月もこんな感じでスターダムとアクトレスガールズに明け暮れました。さらにまなせゆうなのミス東スポGPが発表になり、クリスマスにはゆずポンイベントもありました。2016年はスターダムそしてそれ以上にアクトレスガールズにのめり込んだ1年でした。
 男子の方は、唯一20日にドラゲー後楽園大会を観戦しました。恒例の土井ダーツによる12人タッグマッチでした。YAMATOがベビーに戻り、土井もヴェルセルクを追放になり、新人もデビューと常に動きがあってマンネリ化しないのが人気の秘訣でしょうか。
 ノアは遂に鈴木軍との抗争が終結しましたが、最後にバタバタと帳尻を合わせるように勝利して、これでノアファンは溜飲が下りたのでしょうか。全日最強タッグはGET WILDが全勝優勝という結果でした。新日はイッテンヨンドームにまっしぐら。2017年のプロレス界にも期待です。