Vol.255 2017年も・・・


 年が明けると、アクトレスガールズの仁科鋭美がブログでプロレス引退を発表して、突然のことにびっくりしました。とても頑張っていて、最近はプロレスもすごく良くなって、サオリん、なつぽい、たむと共にアクトレスの四強と思っていたので残念です。ただ彼女たちはプロレスラーであり女優でありという存在で、女優業に専念したいという決断を尊重するしかありません。新たなステージでも頑張って欲しいと思います。
 1.4の前に3日のスターダム新木場大会に初詣が恒例になりました。またも超満員札止めの盛況で何よりです。メインはほーちゃんの5周年記念試合ということで、BY宝がQQに勝利しました。それでもイオの絶対エースは今年も揺るぎありません。
 バイパー、ケイ・リー・レイの再来日し、新顔の外人もいましたが、こちらはあまり印象に残るものがありませんでした。小波も継続参戦するようです。坂井澄江も初参戦しました。サオリんが参戦して、なつぽい、たむちゃんもセコンドで来てくれてよかったですが、新外人、他のフリー選手より、個人的にはアクトレスガールズをもっと出してもらいたいと思います。
 そしてイッテンヨン、仕事初めで遅れることは確実でしたし、正直どうしても観たいカードはなく、それでも毎年恒例だからという感覚でした。
 ここ最近は、だいぶいい感じになって来て、一昨年の中邑対飯伏や、昨年のオカダ対棚橋、中邑対AJなどは観たいと思うカードでしたし、素晴らしい試合でしたが、今年のオカダ対ケニー、内藤対棚橋には、それほどの魅力は感じませんでした。
 IWGPタッグ3WAY戦から観れましたが、いきなりIWGPタッグで3WAYって何?という感じ。KUSHIDA対ヒロムのIWGPジュニア戦もそれほど光るジュニアならではの攻防もなく、柴田対後藤も、柴田対石井のような熱いものは感じられませんでした。セミの内藤対棚橋もそれなりでした。客入りもそれなり、客席の熱気もあまり感じませんでした。
 ただメインは予想を超える凄い試合になったと思います。やっぱりオカダは大したものです。棚橋が勢いをなくし、この試合は頑張りましたが、ケニーなり、内藤なり、後藤なりが、中邑やAJの穴を埋められていないのだと思います。
 9日はラゾーナ川崎で女子の昼夜興行があり、その両方になつぽいとたむちゃんが参戦するということでWヘッダーになりました。初めて行く会場でした。小ホールなので正面はもうなくても最前列席にしましたが、正面側はひな壇になっていたので、正面の後ろの方の席がよいようです。狭いですが、綺麗な会場でした。
 昼はJWPで、第1試合でたむちゃんがビジュアルハンター藤ヶ崎矢子との対戦でした。自分のことを可愛いと思っているレスラーを狩っていくというビジュアルハント。これはなかなか面白いです。ベルトも持っていることだし、なつぽいと是非タイトルマッチをやってもらいたいところです。
 なつぽいはセミでSareeeとのタッグで、勝愛実&藤ヶ崎矢子と対戦。2度目のタッグ結成で勝利を挙げました。JWP的には勝の復帰戦でした。
 メインはタッグ選手権で、コマンド&Leonが中森&木村から王座を奪取しました。JWPからスタートした木村響子のJWPラストマッチでした。なかなかの好カード、面白い試合が並びました。良かったです。
 夜はディアナで、第1試合のビギニング提供試合で、ぽいたむ対決でした。 なつぽいは風邪ということでコンディションが悪かったようです。1日2試合の疲れもあったでしょう。でも、たむちゃんも確実に成長しています。だいぶ苦しめられましたが、最後はきっちり勝利しました。いい試合でした。
 Sareeeはメインでクライシスとの6人タッグに登場しました。最近アクトレスガールズと絡むので観る機会が増えましたが、とてもいい選手です。タッグ王座に挑戦を表明しましたが、パートナーがいないと発言。たまたま組んでいたフリーの小林香萌と組むことになりましたが、なつぽいとタッグ組んでいるじのに、ちょっと温度差を感じさせられました。
 14日はACEのGENスポーツパレス大会でなつぽい対木村花の予定でしたが、花の負傷欠場でどうなるのかと思いましたが、なつぽい対なおにゃーのアクトレスガールズ提供試合となり、これはこれで貴重でした。なおにゃーはなつぽいにすっかり差をつけられてしまった感がありますが、昨年末の大会での涙を見て彼女なりに頑張っているのだなと思ったし、こうして試合に出て、ちょい悪にスタイルを変えたりして、健闘しました。結果はやはり差がありましたが、アクトレスにはヒールがいないので、この路線はいいと思います。
 15日もWヘッダーでした。昼はスターダム6周年記念後楽園大会でした。麻優がインフルエンザで欠場し、桃とのハイスピード戦が流れたのは残念でしたが、その分セミとメインはスターダムの6周年にふさわしい試合を魅せてくれました。
 ゴッデス選手権はBY宝が欧州コンビに完勝し初防衛しました。赤いベルト銭はイオが巨体のバイパーを2度完璧に投げきりV10を達成しました。まさに世界の逸女です。もう絶対王者としてV20まで達成して欲しいです。
 実は外人路線は歓迎しているわけではありません。確かにすごくいい選手もいますが、そうでもない選手もいます。そういう意味でQQはいいと思うのです。所属選手が増えたとはいえ、桃は大きく成長していますが、叫女は伸び悩んでいる感があります。ヒロもサオリんに抜かれました。そsてキッズはやはりキッズです。まだまだトップの4人頼りの現状です。いいところも、まだまだのところもあった6周年記念日でした。
 夜はアクトレスガールズACT14新木場大会でした。エイミーが抜けた穴はやはり大きかったと思います。第1試合はプロレスのレベルに達していませんでした。新人の高瀬みゆきがデビューしたのは明るいニュースです。充分合格点のファイトでした。
 セミはサオリん&たむちゃん対中森華子&真琴で、現状ではどれだけ健闘できるかというところだと思いますが、特にたむちゃんは大健闘でした。未定だったREINAでの真琴の対戦相手に指名されたのだから認められたということでしょう。いい試合でした。
 そしてメインはなつぽい対堀田でした。1年振りの今、このカードが組まれるということは、内容はどうでもとにかくなつぽいに勝って欲しかった。なつぽいも本気で勝ちに行っていました。でも堀田の思いは違っていました。最後はピラミッドドライバーで決め、この技を受けられるところまで来たということを認めたと。この1年間で大きく成長したことは間違いないですが、実際まだまだ差がありました。悔しい結果です。この悔しさをバネにもっともっと上がっていってくれると思います。応援します。
 19日はREINA新木場大会。平日夜でしたが、ぽいたむ参戦ということで行きました。たむちゃんはACT14の流れを受けて第1試合で真琴と対戦しました。ここも充分に健闘しました。29日の京都大会への参戦も決まったのでまた認められたということでしょう。
 なつぽいはセミで希月あおいと組み、中森華子&藤ヶ崎矢子との対戦でした。自分のことを可愛いと思っているレスラーを狩っていくというビジュアルハンターの矢子とは最近接点が多く、JWPジュニア&POPのベルトも持っているので、絡んでいけば面白いと思うのですが、この日はあまり爪痕は残せず、あっさり負けてしまったという感じでした。充分頑張ってはいるのですけど、もっともっと期待してしまいます。
 REINAは真琴がエース、この日1周年の記念試合をした茉莉と結奈、この日は所用でいなかった泰里という厳しい陣容です。もう一人、花澄という選手がいますが、欠場ということで、若い女子の選手は突然消えてしまうことも珍しくないのでそれかと思っていましたが、難病で闘病中ということで試合後にメッセージのVを撮っていました。ちょっと良さげな選手なので治して戻って来てもらいたいです。
 新日はドーム後、噂通り鈴木軍の復帰が決まり、新展開なのか、何年か前に戻るのか、今さらという気もします。そして恒例のファンタスティカマニアが開催されました。規模は拡大されていますが、何か本当のスペルエストレージャと呼べるような魅了のある選手がいないのですよね。盛況ではありますが、あまりよくない流れのような気がします。その鈴木軍がいなくなったノアも、若手の底上げで新展開です。まだちょっと手薄な感じはありますが、その方が個人的にはよいと思います。
 29日はスターダム新木場大会を観戦しました。2週間も空くとすごく久し振りに感じます。超満員が続いています。でも個人的にはアクトレスガールズがいなくて寂しく思いました。メインはほーちゃんの白ベルト戦で、ニクソン相手にいい試合をしたと思いますが、外人路線は歓迎というわけでもないです。QQもメンバーが3人なので6人タッグだと変わり映えがしません。もう1人、2人新メンバーが欲しいところです。叫女もヒロももう1ステップ上に行かないといけないと思います。この日はなつぽいとたむちゃんが京都のREINAに出ました。発表が遅かったので今回は辞めましたが、そっちの方にも惹かれました。