Vol.259 GW〜大館プロレス祭り


 今年のGWは5連休、プロレス三昧でした。例によってアクトレスとスターダムですが。
 まず3日はスターダム新木場大会。ロッシー小川の還暦記念ということでワグナーJr親子が参戦しましたが、ミックスドマッチは好きではないので、注目はほーちゃんとトニーの初対決でした。やはり15分では決着は着きませんでしたが、もう一度じっくり観たいカードです。
 そして夜はいたばしプロレスを観戦。いきなりWヘッダーでした。なつぽいが参戦したからですが、朱里とのシングルマッチで健闘しました。ぽいポーズや側転の動きで、初見の観客を沸かせていたので立派です。ローカルな興行でしたね。はやてがエースのようです。くいしんぼう仮面やマグニチュード岸和田、ゴールデンパインといった大阪プロレス、沖縄プロレス系の懐かしい顔もありました。昼のスターダムに続いて田中稔を1日2回も観てしまいました。
 4日も板橋グリーンホールで、堀田祐美子の暴走集会を観戦しました。アクトレスに堀田が関わるようになってGW暴走集会も定着してきました。そういえばその昔、NEOレディースもGWに板橋グリーンホール3連戦とか行ったことがあったのを思い出しました。
 アクトレスガールズへの全女魂伝承マッチということでGW中一番の注目興行でした。なつぽい&サオリん対堀田&豊田は、やはりまだまだ高過ぎる壁でしたが、確実に思いは伝わったはずです。堀田のピラミッドに続いて、豊田のジャアニーズオーシャンも受けたなつぽいは素晴らしい経験をしています。たむちゃんと井上貴子の対戦も素晴らしかったです。アイドルを辞めてプロレスラーになったたむちゃんに貴子が言った「アイドルは自分で辞めるとかってものじゃない。一度呼ばれたら一生アイドル」という言葉もさすが元祖アイドルレスラー、説得力充分でした。
 5日も板橋グリーンホールで、たむちゃん参戦のドリーム女子でしたが、急きょ飯田橋でほーちゃんの写真集発売イベントが入り、見事にバッティングでしたが、近いし、サッと買っていけばと思ったのですが、相変わらずの段取りの悪さで、メインの途中にやっと到着しました。まあ仕方ないです。たむちゃんは勝とのタッグで3チームが3DAYで勝率を競う企画に参加して、この日は中森&真琴に勝利して優勝。結局試合は観れませんでしたが、メイン後にタッグ王座挑戦が決まるというくだりを観れました。これは本当に素晴らしいことです。
 6日は再びスターダム新木場大会。正直観たいカードはメインのQQ対ちびーずのアーティスト選手権のみでしたが、ちびーずが勝利してヒロと小波が初戴冠という感動的な結果ではありましたが、試合後、ほーちゃんが「長い旅に出ます」と宣言したのが一番の驚きでした。噂されていたWWE入りが遂に決まったようです。本人が決めたことなので頑張ってくれとしか言えませんが、会場も応援ムードでしたが、正直なところは残念です。ほーちゃんは後輩たちが成長して今なら安心して留守にできると話しましたが、そうは思いません。スターダムにとって、今ほーちゃんが抜ける穴はとてつもなく大きいと思います。
 最後の7日は東京女子王子大会でした。意外と客入りが良く、チケットは完売でした。この会場はライブハウス仕様で狭くて観づらいのですが、スーパーシートにキャンセルが出たということで運良く1列目で観戦できました。
 まなせゆうなが参戦するようになって3度目の観戦で、登場人物もストーリーもだいぶ分かって来ました。ゆうなは3WAYでボインメーカーことのの子と対戦し、キャラが被るということで因縁をつけられ、6.4新宿でミス東スポを賭けて一騎打ちが決まりました。
 絶対王者が優宇。次期挑戦者は修行を終える坂崎ユカで、坂崎が修行中に魔法の国から来ていたミル・クラウンが今日で最後でした。筋肉アイドルの才木玲佳も上位戦線で戦っています。SIN美威獅鬼軍の沙希様は、辰巳リカと黒音まほのどらごんぼんば〜ずと抗争を展開。召使いのマーサの男性疑惑が勃発しています。と言った感じです。
 14日はスターダム後楽園大会を観戦しました。たぶん、ほーちゃん最後の後楽園。いろいろ事情はあるのでしょうが、たぶんて何だよ。ちゃんと決めて、しっかり発表しろよと思います。赤と白のベルト戦は好カードでしたが、赤いベルト戦のイオ対トニーは30分時間切れ引き分けとすっきりしない結果でした。途中イオが動けなくなり、アクシデントがあったのか、死んだふりなのか分からない場面がありました。レフェリーのチェックが入り、試合は続行されたもののイオはしばらく動けず、やっと何とか引き分けに持ち込んだという感じで内容にも不満が残りました。試合後のイオの「守りゃいいんだよ」発言もらしくなかったです。ほーたん対麻優の白いベルト戦は、いい試合ではありましたが、退団の決まったほーちゃんがベルトを返した感がありました。ゆずポンの色が抜けずにくすぶっていたベルトをやっと時分色に染めたのがほーちゃんだったので、V8の記録を抜いて欲しかったし、勝って王者のまま返上でもよかったのではないかと思いました。
 18日はドーム以来となる新日ベストオブザスーパージュニアを観戦しました。中邑もいなくなって興味が薄れたこともありますが、後楽園はチケットが買えないのです。今回は平日に連戦、ヘビー級があまり出ないからか、買えたので。メインのオスプレイ対リコシェはやはり凄かったです。ライガーが今年で最後というのは寂しいですね。
 そして21日、アクトレスガールズ初の地方興行となる秋田・大館大会に遠征しました。飛行機が楽なようですが、なるべくなら地上で行きたいので、新青森まで新幹線でそこから在来線で5〜6時間の旅でした。会場の大館市民体育館は築50年、老朽化により取り壊しが決まっています。確かに古い体育館でした。照明が暗く、席の北側の端だったので写真がうまく撮れませんでした。試合内容はよかったです。多恵ちゃん対真琴、たむちゃん対松本浩代という興味深いカードもあり、メインはなつぽい&サオリん対堀田&木村花で、サオリんが花をフォールし、今一番の敵から初勝利をあげました。遥々来た甲斐がありました。
 28日はアクトレスガールズACT20新木場大会を観戦しました。いろいろとバッティングしたせいか、いつも満員にはなりませんが、少し寂しい入りでした。でもリング上はいつも熱いです。今日も熊井マキがデビューして、所属外はコーチの堀田、レギュラーの賀川照子のみ参戦で5試合が組めるようになりました。試合内容は充実しています。
 メインは、なつぽい&サオリん対たむちゃん&ミスターアクトレス登子ちゃん。登子ちゃんもデビュー間もないですが、よく頑張っています。たむちゃんの成長も驚異です。もはや3強のレベル。 それでもツートップのなつぽい&サオリんも負けていません。最後のジャーマンは衝撃でした。もっともっとアクトレスガールズを皆に知ってもらいたいです。