Vol.262 G1真っ最中ではありましたが


 8月はまず6日のREINA新木場大会を観戦しました。またもアクトレスガールズが参戦したので。サオリん&多恵ちゃん&ひかりちゃんのトリオでメインに登場でした。
 相手にはREINA所属の茉莉がいたのでアウェーです。あとミクロという選手はまったく知りませんでしたが、フリーとなった元ブリバトの沙紀。キャリアはアクトレスガールズより上です。それでも3人の闘いぶりは堂々としたもので、特にサオリんはPOPのベルトを巻いて初めて観たのですが、早くも貫禄すら感じました。勝つと思いましたし、実際、堂々の勝利でした。8月も他団体参戦が多くて、観に行くのも大変ですが、応援のし甲斐があり過ぎます。
 というわけで、8月11日からの3連休、世間はお盆真っ最中、そしてG1両国3連戦真っ最中ですが、まずはアクトレスガールズのなつぽい&サオリんが参戦したPURE−J旗揚げ戦を観戦しました。普通に2人で組んだ方がよいのにと思ったのですが、サオリん&希月あおいvsなつぽい&アレックス・リーというカードでした。でも、なつぽいが希月からフォールを取って勝利という申し訳ないけど予想外な結果で良かったです。
 他はPURE−J所属7選手のシングルマッチでした。メインではエース中森華子が里村明衣子と対戦。勝と堀田の危険な対決も見応え充分でした。ビジュアルハンターは超大物の貴子ハント(当然逆にされましたけど)。ボリショイと小波のリベンジ関節マッチなど。各選手らしい試合の連続で、団体愛、プロレス愛も感じられて、とても素晴らしい旗揚げ戦でした。
 そして夜はW−1と聖地でWヘッダーでした。才木玲佳vsなつぽいという大注目のカードが組まれました。そしてなつぽいにすごく勝って欲しかったのですが、残念ながら連勝は成らずでした。本人も悔しかったようで試合後めずらしく突っかかっていきました。この悔しさをバネに更に上を目指してもらいたいです。
 W−1は武藤が退き、カズが社長、近藤が副社長になったものの、リングでは更に若手を中心に頑張ってはいますが、昼のJより少ない入りで厳しい状況です。イケメンは結構いいと思います。あまり好きなキャラではありませんが、芦野も王者として健闘していると思います。まだまだ知名度が足りないのでしょうね。もっともっと頑張ってもらいたいです。
 12日はWAVE10周年興行を観戦しました。久し振りの大田区体育館は改装されて綺麗になっていました。梅屋敷の駅も綺麗になっていました。でもやはり交通の便が悪いですね。
 ドキッ!セクシーレスラーだらけのYシャツカーニバルにアクトレスガールズのなつぽいとみゆ姐が参戦しました。Yシャツ着用のバトルロイヤルで、場外に落ちると水鉄砲でお仕置き、Yシャツが脱げても負けという企画です。夏すみれがプロデューサーで、だいぶ前にWAVEに参戦した2人が勧誘され、一度は断ったものの参戦ということになり、ニセ夏ぽいとして因縁も深まり、という流れがあって、時間差バトルでしたが、夏すみれとともになつぽいが最初に登場しました。メチャメチャな展開になりましたが、たまにはこういう楽しいお祭り騒ぎもいいでしょう。
 他にも長与とGAMIの大人のプロレスごっこ、旧姓広田さくらの復帰戦とコミカルな試合もありましたが、シリアスな試合もありました。長浜が小林香萌と組んでタッグ王座を奪取。水波&大畠がベストフレンズに勝利。里村、奈七永、橋本千紘、彩羽匠も参戦。野崎渚が復帰戦でNEO復活は懐かし過ぎました。
 セミの山下りな対世志琥は文句なく名勝負でした。そのセミを差し置いて、桜花由美対朱崇花がメインというのはWAVE10周年大会だからですが、ジェンダーレスレスラーといっても見たところ体格、体力は男なのでちょっと違うのではないかと個人的には思います。
 13日は昼スターダムの後楽園大会を観戦しました。ほーちゃんがWWEに行き、イオも欠場で、ちょっと引いていましたが、イオが意外に早く復帰し、たむちゃんも参戦で、一気に盛り返しました。
 イオ様がいるとやはり興行が締まります。バイパーのQQ加入というおまけもあって、早速アーティストのベルトを奪取しました。たむちゃんの初戦は変わらぬ熱い、思い切りのいいファイトを見せてくれました。ちょっと技の正確さに欠けていたのは大一番の緊張があったのでしょうか。それでも刀羅ナツコに勝利して5★STAR出場がきまりました。大歓迎です。これでいよいよ5★STARに突入しますが、俄然注目度がアップしました。アクトレスガールズとバッティングしそうなので困ります。
 この日は新日G1の決勝でした。チケット高いし、取りにくいしで、行くのは止めて、夜は大日本を観戦することになったのですが、発表されていた日程が変更され、アクトレスガールズのACT23とバッティングしてしまい、行けなくなってしまったのは残念でした。大日本のデスマッチもそれなりに面白くはありました。G1はもっぱらテレビ観戦でしたが、やはりメインどころは凄い試合、盛り上がりも凄いですね。
 19日はスターダム5★STARGP開幕戦新木場大会を観戦しました。イオの復帰が間に合い、たむちゃんの参戦が決まり、俄然注目度がアップしました。観客動員も札止めまでは行きませんでしたが、久し振りに満員の入りでした。波乱の開幕が例年のことですが、今年も麻優、イオ、美闘が揃って敗れる大波乱でした。
 夜は全日ウルティモ・ドラゴン30周年記念後楽園大会のWヘッダーでした。なつぽとサオリんが参戦したからですが、2人ハタッグでブス・モンゴル&旧姓・モンゴルとの対戦だったので楽しい試合という感じでした。アクトレスを知らない全日ファンが2人の試合を観て示す反応が楽しいです。
 全体的にお祭りムードでお遊びの要素が強かったですが、凄く久し振りに見た渕のボディースラムはもはや古典芸能です。懐かし過ぎました。ウルティモは秋山、カリスティコとのトリオでメインで記念試合を行いました。ミスティコ時代に比べると色あせましたが、カリそれでも存在感は際立っていました。WWEに行ったのが本当にもったいなかったと思います。対戦相手は初来日のサム・アドニス率いるヒールトリオで、トランプ大統領の顔が入ったアメリカ国旗を振り回す嫌みなヤツで、メキシコでは大ヒール、ドラゴンと抗争中とのことでしたが、なかなか面白い選手でした。
 20日目は5★STAR第2戦新木場大会を観戦しました。イオとトニーは引き分けでしたが、麻優、美闘、叫女、美邑もが初勝利し、大江戸隊は全敗と前日とは一転の展開となりました。そしてたむちゃんは白星はあがられませんでしたが、頑張っています。この日は板橋のPURE−Jでなつぽいが初代王者決定予選リーグに参戦していて、アクトレスとかぶるので本当に困ります。
 26日は東京女子の後楽園大会を観戦しました。まなせゆうなが参戦する前は観に行くつもりはまったくなかったのですが、初めて観たときには、このレベルでは辛いなあと思ったのですが、何度か観ているうちに選手もストーリーも分かって、少しづつ面白くなってくるから不思議です。
 メインでは筋肉アイドル才木玲佳が坂崎ユカを破りプリンセス王座を奪取しました。ACE所属でW−1でもアクトレスと対戦したりしているので最近ちょくちょく観ます。タレントとしてもメディアで目にすることもあり、まさにアクトレスのライバルと思うので、悔しい思いもありますが、確かになかなか面白い選手です。
 闘うクビドルこと伊藤麻希は完全にイロモノと思っていましたが、ここまで徹するとあっぱれという思いになります。No1アイドルアナウンサーのこと滝川あずさと対戦しプロレス初勝利を挙げましたが、ちょっと感動すら覚えました。
 27日は全日45周年両国大会を観戦しました。第0試合でアウトレスガールズの提供試合があったからなのですが、両国国技館という大舞台のリングでなつぽい&サオリん対多恵ちゃん&みゆ姐が実現するとは感無量です。
 第0試合から12試合目まで長かったですが、全日本45年の歴史を堪能できました。ドリーのスピニングトーホールド、カブキの毒霧は懐かし過ぎました。カリスティコも素晴らしいオーラです。ウルティモとTAJIRIの世界ジュニア最高峰の闘い、関本&岡林のド迫力タッグ。諏訪魔対小島が期待外れでしたが、メインは今の全日本、宮原が石川から最高の試合でベルトを奪回し、最高ですか?のパフォーマンス。いい興行でした。
 31日はアクトレスガールズBeginning新木場大会を観戦しました。ACTシリーズが本戦で、Beginning大会は遊びが入る感じです。この日もブラックポテ子様が降臨、なつぽいとイン子姉さんの異次元対決は高校の制服着用でクイズマッチと夏の終わりのお祭り興行でした。それはそれで楽しかったです。