Vol.274 G1決勝の日はスターダム&アクトレスガールズ


 7月末に舞台があり、アクトレスガールズが舞台モードに入っていたからか、たまたまか、プロレス観戦が3週間ほど空きました。ここ数年ではこんなに空いたことはなかったと思います。8月8日マーベラス初の後楽園大会でプロレスモード復帰です。第1試合になつぽいが参戦、LEVEL5とW-fixの4対4全面対決ということで行きました。なつぽいも舞台からプロレスモード復帰です。やっぱりアクトレスガールズに、なつぽいに引きづられてますね。
 メインは彩羽対麻優でしたが、他のカードが弱いかなと思いましたが、平日、しかも台風でしたが、客入りもまあまあで内容も良かったです。新人同士のデビュー戦が、一人が欠場となり、世志琥との対戦になったのが大きかったと思います。デビューした神童ミコトは小さいですが、大健闘しましたし、なかなかいいものを持っていると思います。将来が期待できます。なんで第1試合?と思ったLEVEL5対W-fixも長与が露払いと言っていましたが、第1試合で正解だったと思います。メインは20分ではそりゃ引き分けでしょうという感じでした。自分はなつぽいが参戦しているから観に行っているだけですが、長与ファン、マーベラスファンの思いの強さでもあったでしょう。いい興行でした。
 12日昼はスターダム後楽園大会を観戦しました。スターダムも先月の後楽園以来、約1カ月振りです。花月10周年記念で、赤いベルトを賭けて麻優との対戦でした。今のスターダムではこれが黄金カードでしょう。ただこの状況なら勝敗は見えていた気がしますが、いい試合でした。桃の白いベルト戦は鹿島沙希が相手で、これも結果も内容も予想した通りでした。
 林下詩美のデビュー戦は、ジャン叫相手に時間切れ引き分けで、5STARGP残り1枠への出場が決まりました。スターを作りたいのはわかりますが、体格に恵まれ、柔道の経験もあり、話題性があって、ルックスも悪くはありませんが、そこまでのものかなあと、まあ団体が強引に売り出そうとするとファンの目は厳しくなるものですが。ガントレッドマッチで登場順にも恵まれましたが、たむちゃん&キッドがゴッデス挑戦権を獲得したのは良かったです。
 そして夜は新木場でアクトレスガールズです。新人の飴宮さゆりがデビューしました。アクトレスはみんなデビュー戦からいいですが、彼女も十分合格点のファイトでした。入場テーマ曲が「雨上がりの夜空に」だったのが世代的に最高でした。セミはさむなつ対堀田&中森華子でした。茉莉の欠場により急きょ華子が入ったことで、さむなつには非常に厳しい試合になってしまいました。メインは前回の流れを受けて沙紀&さくらんボニータ対高瀬みゆき&関口翔でした。結果は見えていましたが、試合後、沙紀が2人に共闘を呼びかけると、リング下にいた清水ひかりが応じ、みゆ姐と翔は、どっちにつくとか関係ないと答え、シングルベルトを賭けてトーナメントをやる。決勝は11.15後楽園という流れになりました。
 そして最後に衝撃の発表が。なつぽいが年内でアクトレスガールズを退団することが発表されました。プロレスを引退するわけではないとのことですが、芸能活動の方に力を入れていくようです。これだけ応援し続けているので、何となく感じるものはありました。何にせよここまできてしまったら、これからもなつぽいもアクトレスガールズも全力で応援して行くしかないでしょう。
 この日は新日G1の決勝でしたが、当然のようにスターダム&アクトレスを選びました。G1はグレード1の選手のみが総当たりで闘うから凄かったのであって、規模は大きくなりましたが、内容は薄くなりました。そしてその割にチケットが高過ぎです。スカパーで生中継もあるので、会場に行く気にはなれません。終盤のオカダ対棚橋、飯伏対ケニー、決勝の棚橋対飯伏はさすがにいい試合でした。
 19日はWヘッダーでした。昼はアクトレスガールズのみゆ姐とジャンボが参戦するということでWAVE後楽園大会に行きました。みゆ姐はWAVEはもうレギュラー参戦で、レジーナへの挑戦も決まっています。今日は第1試合で、長浜とのエスペランサで青木いつ希&神童ミコトにきっちり勝利し、タッグ王座戦にも挑戦を表明。(シングルもタッグも)「どっちもやります」と貪欲にすごく頑張っています。ジャンボは最近出始めましたが、旧姓・広田さくらと組んで、フェアリー日本橋&チェリーとコミカル対戦でしたが、得意のアルゼンチンで勝利して、存在感を示しました。
 そのフェアリーはWAVEラストマッチ、大畠も引退ロードで盟友の水波と対戦と盛り沢山です。セミはタッグ選手権で、BOSS to Mammyが宮崎&野崎から王座戦を奪取しました。これはよかったです。メインはレジーナ選手権で、朱崇花が彩羽から王座戦を奪回しました。これはちょっとうん?という感じでした。
 夜はスターダム新木場大会、5★STARGP第2戦です。開幕戦はもはや恒例ですが、大波乱でした。2戦目は落ち着くかと思ったのですが、小波乱で、勝敗予想は開幕戦に続いて正解者なしでした。
 麻優が沙希に敗れて連敗スタート、林下がナツコにも勝利して2連勝スタートとなりました。林下を売り出したいのでしょうが、ここまで持ち上げると、ファンとしては反発を覚えます。開幕戦で林下に敗れてしまったたむちゃんは小波に勝利して1勝1敗となり、良かったです。
 25日は急きょでしたが、ディアナ道場マッチでSareee&なつぽい組が実現、しかも相手は井上京子&志田光と豪華なカードということで行ってきました。この顔合わせだと、だいぶやられます。それでも奮闘しましたが、最後は京子の物凄いパワーボムを食らってしまいました。闘いが終われば、夏祭りということで出場全選手でトークショーの楽しいひと時でした。
 川崎から急いで水道橋に移動して、東京女子後楽園大会。セミの坂崎ユカ&瑞希対才木玲佳&伊藤麻希のタッグ選手権とメインの山下実優対優宇だけになってしまいましたが、この2試合が観たかったですし、いい試合でした。
 26日は、例によって発表するが遅いので、アイスリボンの横文大会を予約済みでしたが、なつぽいが参戦するということで、門倉凛と組んで、マーベラス初参戦のみゆ姐と長浜のエスペランサとの対戦とカードもよく、名古屋まで行って来ました。東京からだと名古屋で13時半開始は、行きも帰りも時間的に楽で助かります。あとはもっと早くカードを発表してくれるとありがたいです。
 前日に京子の強烈なパワーボムを食らって首にダメージがあって、マイクロバス移動だとその首に負担がかかるから辛いなんて言っているのを聞いていると心配になってしまいますが、今日も奮闘してくれました。ただ凛とのタッグはチームワークが悪く、負けてしまい残念でした。それでも周囲から「あの娘すごいね」とか「あの赤い娘もいいね」とか聞こえてきて、名古屋のマーベラスファンにもアクトレスガールズの魅力が伝わったようで良かったです。
 色々あった8月、平成最後の夏の終わり、31日はJ@ST東部フレンドホール大会を観戦しました。やっぱり遠いです。月末の平日、しかもこんな所で客入りは寂しかったです。会場は結構綺麗で、劇場のような感じの縦長で、ステージの上にリングが設置されます。指定席で後ろの方で観ればいいと思っていたのですが、方面指定しなかったので、急いで予約したわけでもなかったのですが、ステージの2列目になってしまい、すごく近かったですが、前にデカイ人が座ってしまい、すごく見難かったです。メインはJ@ST所属の多恵ちゃん、ひかりちゃんの2人によるシングル。セミは正体不明のアトラクションズ対小林香萌&関口翔などカードの良かったですし、内容的にも悪くはありませんでした。