Vol.282 ぱんでみっくBoo-Boo誕生、姫姐タッグ王座奪取


 4月6日、東京女子王子大会を観戦しました。なつぽいはセミでヒカリと組んで未詩&らくとのタッグマッチでした。アプガの中にぽい一人。ここは負けられないところでしたが、なつぽいはアシストに回り、ヒカリがらくに勝利しました。メインは王者の山下がアメリカ遠征で不在となれば、マジラビの二人。ぽむが加わり、爆裂シスターズ&小橋マリカとの6人タッグでした。試合後、なつぽい&ヒカリが登場し、タッグチーム名を「ぱんでみっくBoo-Boo」と発表し、改めてタッグ王座挑戦表明。5.3後楽園での挑戦が決定しました。ここは何としても結果を残して欲しいところです。
 7日はアクトレスガールズDAYでした。昼はBeginning新木場大会。メインはサオリんと翔君が珍しいタッグで、このところよくタッグを組んでいるみゆ姐&ひめちゃんとの対戦でした。サオリんが世志琥に一直線な中、ひめちゃんはサオリんを意識して、無理やりタッチして出て行くと激しくやり合いました。チームワークはどうかと思いますが、その主張する姿勢は良いです。敗れはしましたが、頑張っています。セミは多恵ちゃん&ヒカリちゃんが堀田&茉莉と対戦。多恵ちゃんのメキシコ遠征壮行試合でした。頑張って来てもらいたいです。
 春日部に移動して、夜はWRESTLE-1を観戦しました。お目当てはもちろんアクトレスガールズ。れいたん&ひめちゃん対サオリん&多恵ちゃんです。昼に続いてサオリんとひめちゃんがタッグ対決。れいたんはやはり凄いパワーで、多恵ちゃんに勝利しました。照明を点けないので会場は薄暗く、イケメンもいなくなり、W-1本戦の他の試合はどうもパッとしませんでした。武藤の復帰待ちでしょうか。
 13日は東京女子新木場大会を観戦しました。なつぽいとヒカリのぱんでぶーはカミーユ&白川のグラビアタッグと対戦でした。タッグタイトル挑戦も決まって、こんな所で負けている場合ではありません。きっちり勝利しました。グラビアタッグもいいし、ゆうなとうなぎひまわりのタッグもいいと思います。マジラビ、爆れつシスターズ、沙希様&操とタッグチームも揃って来た感じです。メインの6人タッグには二冠になって凱旋帰国した山下が登場しました。試合後、中島が挑戦を表明。5.3後楽園のカードも決まってきています。何としてもぱんでぶーにタッグベルトを獲ってもらいたいですが、他も楽しみなカードになりそうです。
 14日はスターダム新木場大会を観戦しました。ドラフト会議が人気なのでしょう。久し振りに立ち見も出る盛況でした。南雛壇席が取れず見難かったし、売店も混雑するし、観る方にとってはいいことありませんが。メインはユニットリーダーによる指名順位を賭けた5WAYの勝ち抜き戦でしたが、オーバーザトップロープルールもあり、試合内容としては満足できるものではありませんでした。負け残ったJANが解散となり、ジャン叫は木村花の指名を受けて多国籍軍入り。ナツコが大江戸隊など他のメンバーは各ユニットに散りました。それにしてもジャン叫の扱い酷過ぎます。でもJANの解散が一番大勢に影響がないのは事実で、他も小波が多国籍軍に移ったくらいで、たむちゃんも無事に麻優から指名を受けました。3位がご不満の様子でしたが。大きな変動はなく無難に収まったというところです。
 この日は興行ラッシュで、アクトレスガールズも各地に参戦しました。板橋の暴走集会ではサオリん&堀田対世志琥&ひめちゃんが組まれました。前哨戦をやったり、ひめちゃんが組んだりして焦点がぼやけてしまう気がしますし、シングルは危険でタッグは危険じゃないのか意味が分かりません。結局4.30アクトレスの後楽園で一騎打ちが決まったようです。どうなんでしょうかねえ。
 25日のアクトレス新木場大会は、後楽園の直前のということで興味深いカードが並びましたが、平日ということもあってか、客入りは芳しくありませんでした。私も仕事の都合で遅れての観戦になりました。何と言ってもメインです。みゆ姐&ひめちゃん対SAKI&山下りな。ひめちゃんがSAKIからフォールを取りました。セミはサオリん&妹加ちゃん対堀田&中森華子、こちらは後楽園に向けて弾みをつけるという訳には行きませんでした。
 28日はシードリング新宿FACE大会を観戦しました。中島安里紗のプロデュース大会でしたが、お目当ては第1試合、みゆ姐とひめかちゃんが中島&沙恵に挑むタッグ選手権一本でした。今度こそ獲ってくれると思っていましたが、見事に勝利。2人とも本当に頑張りました。素晴らしかったです。でも相手の中島も素晴らしかったです。みゆ姐の「目に免じてベルトを巻いてやる」といい、高橋奈々永とシングルをして再び挑戦を表明した時には「その言葉を待っていた」と言いました。みゆ姐は奈々永勝ったわけではなく、相手にしなくてもよかったものをちゃんと受け止めました。この日は3試合に出場しました。生パートナーの笹村が負傷中で、沙恵とのタッグでベルトを保持することに執着がないのかもしれませんが、中島が受けてくれたから挑戦でき、ベルトを巻くことが出来たということは忘れてはいけません。
 29日は東京女子の板橋大会を観戦しました。なつぽいとヒカリちゃんのぱんでぶーが、ゆうなちゃんとうなぎひまわりのゆうなぎと対戦でした。ぱんでぶーはタッグベルト挑戦直前で負けられないところでしたが、きっちり勝利してベルトに弾みをつけました。マジラビ何気に強敵ですが、何とかベルトを獲ってもらいたいです。
 代役に誘われて夜は急きょ後楽園に移動してWヘッダーでした。全日チャンカンなんて何年振りでしょうか。もはや昔の全日でもチャンカンでもなくなってしまいましたが、久しぶりにじっくり観て、面白かったです。宮原は最初は棚橋の出来損ないくらいに思っていましたが、立派な全日のエースになりました。ジェイク・リーの大きさもすごく期待できます。GW連戦中、1回くらいは男子も観ておかねば。
 30日平成最後はアクトレスガールズ2度目の後楽園大会でした。やはり初は特別なのか、客入りも興行内容も前回には及美ませんでした。それでも健闘はしたと思います。メインのサオリん対世志琥はいい試合でした。サオリんが認められるまで頑張りましたし、世志琥もしっかり応じてくれました。セミのみゆ姐&ひめかちゃん対SAKI&水森由菜は王者対決となった割には今ひとつの内容でした。結果も引き分けと消化不良でした。他団体の選手が何人か出場して、自団体で出れない選手がいるというのはどうかと思います。堀田の言う全女流のプロレスという方向性も果たしてどうなのかと思います。これからどうなっていくのか見守りたいと思います。