Vol.286 2019年夏ぽい


 8月3日は、スターダム新木場大会を観戦しました。キッズの3WAY戦やら、ユニット対抗の6人タッグやら、いつもの新木場のカードで、正直なところマンネリ感がありますが、第2試合で、たむちゃんとキッドのシングル対決があり、これは注目でした。いい試合でしたが、15分時間切れ引き分けは、たむちゃんファンとしては不満な結果でした。売店のルールがまた変わりました。更に分かりにくく、買いづらくなりました。また気持ちが少し離れました。
 4日は東女の鶴見成果市場大会に行ってきました。半屋外の会場でとにかく暑かったです。夏祭りということでプレミアムな感じでした。最前列席のみ指定席ということで、なつぽいの参戦も発表されていたので、ファンクラブ先行で購入済みでしたが、なつぽいは欠場になってしまいました。迷いましたが、もったいないので行くことにしました。結果、面白かったのでまあ良しとしましょう。相方のヒカリちゃんが、天敵の伊藤ちゃんとタッグになりましたが、愛野ユキを破って勝利し、頑張りました。最前列席はお土産付きで、サイン入りプロレスカードだったのですが、なくなったからともらえませんでした。枚数は決まっているのになくなるなんてあり得ません。これは大いに不満でした。
 10日は東女板橋大会を観戦しました。8.25後楽園、9.1大阪エディオンのビッグマッチ連戦直前の大会ということで、試合前には公開調印式もあり、様々な形で前哨戦がありました。この辺りの盛り上げ方が東女は上手いなと思います。なつぽいは初代王者決定戦が控えていますが、相手のジゼル・ショーがいないこともあり、アプガのらくちゃんとのシングル戦でした。実力的にはレベルが違う相手で、SNSでも挑発的な発言をしていて、結局反応がないまま今日を迎えたとまたツイートしていました。どんな試合になるのかと楽しみにしていましたが、なつぽいが差し出した手をらくちゃんが撥ね退けて試合がスタート。結果、物凄くいい試合になりました。らくちゃんがこれまでにないほどの気迫を見せ、何度もあわやスリーカウントの場面がありましたが、最後はバックラッシュでなつぽいの勝利。らくちゃんのおやすみエキスプレスをかわしたところでは大ブーイングを浴びるなど会場もこの日一番沸きました。試合後もなつぽいが求めた握手をらくちゃんが拒否しました。なつぽいが、らくちゃんの秘めた力を見事に引き出しました。素晴らしいです。8.25後楽園で念願の初ベルト奪取に期待が高まる前哨戦でした。
 12日はWAVE12周年後楽園大会を観戦しました。注目はセミのタッグ選手権でした。みゆ姐&ひめかちゃんが2度目の挑戦ということで取れるのではないかと思ったのですが、宮崎&広田もしぶとかったです。もう一回はあるのでしょうか。メインは彩羽対HIRO'eのレジーナ選手権、桜花の18周年記念で尾崎戦などなどかなりの豪華版でしたが、それにしては客入りが寂しかったです。
 そして夜はなつぽいのバースデイイベントでした。ということで11日は空いていたのですが、G1の武道館3連戦は選択肢にはなかったです。会場に行かなくなって久しいです。CSでテレビ観戦で充分と思ってしまいます。10日のAブロック最終日はすごく良かったです。オカダ対飯伏、オスプレイ対棚橋はどちらも素晴らしい試合でした。11日のBブロック最終日は今ひとつでした。12日の優勝戦も飯伏の優勝は良しとして、KENTAの裏切りや柴田の登場、鈴木みのるのIWGP挑戦表明などG1本線ではないところでストーリー作りがあり、やはり今ひとつだったと思います。どんどんスケールばかりが大きくなっていきますが、原点に戻って少数精鋭でやってもらいたいと毎年思います。
 14日はアクトレスガールズBeginning新木場大会を観戦しました。筋肉アイドルれいたんの参戦が決まった時点でサオリんとのAWGシングル戦は思い浮かびました。そしていきなりの挑戦表明。すぐにベルト戦が決まったのは、もう少し引っ張ると思っていたので意外でした。お盆休みだからか、れいたん効果か、久しぶりの大入りでした。そしていきなりの王座奪取。強かったです。アクトレスガールズファン、サオリんファンとしては悔しい結果ですが、れいたんの「アイドルプロレスと言われることが嫌だったけど、ここにも本物のプロレスがあるじゃないか。アクトレスの王者として戦う」という言葉には今後が楽しみになりました。アクトレス活性化するのではないでしょうか。そしてまたサオリんもリベンジすればよいと思います。別にれいたんが嫌いな訳ではないですし。
 18日はスターダム新木場大会を観戦しました。5★STARGPの第2戦です。昨日は開幕戦は行けませんでしたが、やはり波乱のスタートとなったようです。観衆も4百人超の大入りでした。今日も4百はいっていないでしょうが超満員でした。続いて波乱はもっとあるかと思いましたが、意外と順当な結果だったかなと思います。それでも勝敗予想の正解者はなし。もう去年で懲りたのでやりません。たむちゃんが葉月に勝利しました。波乱ではないと思います。今年は優勝争いに参加して欲しいです。メインは詩美が星輝に勝利しました。詩美は2連勝。星輝は2連敗というスタートになりました。これは予想通りでした。リーグ戦あるあるで最初勝っていると終盤に失速、負けている方が盛り返すになるといいなあと思います。
 20日は、ぽっちゃり女子の第2弾興行を観に新木場に行ってきました。男子と女子が普通に試合をするのも、あまりにエンタメ要素が濃いプロレスも好きではありませんが、まなせゆうなちゃんが頑張っているのと、アクトレスガールズから有田ひめかちゃんが参戦するということで行くことにしました。映像の技術を活かして色々とよく考えているなとは思いました。ロッシーがVTRでユウナちゃんにメッセージを送ったのはびっくりでした。ゆうなちゃんもぽちゃミネーターこと樋口和貞を相手によく奮闘しました。ぽっちゃりセクシー女優のダンスタイムとかもあって4試合しかないのに休憩もあり、2時間超はちょっと冗長でしたが、まあこんなのもありでしょう。
 25日は東女後楽園大会を観戦しました。何と言っても注目のはこの夏のクライマックス、初代インターナショナルプリンセス王座決定戦になつぽいが挑みました。対戦相手のジゼル・ショーは全く未知の選手でしたが、デカくて、強くて、憎たらしかったです。何度も危ない場面がありましたが、何度も返していきました。やられてもやられても立ち上がるなつぽいの真骨頂が発揮されました。ジゼルは少ない情報の中でスパニッシュフライが決め技と思われました。それを受けて返した時にいけると確信しました。バックラッシュ、キックと反撃に出て、最後はジャーマンスープレックスホールド。遂に初のベルトを手にしました。なつぽいの新コスチューム、ベルト姿はとても格好良かったです。ジゼル・ショーは試合後はベルトの授与を待ち、勝者を称え握手しました。素晴らしい選手でした。インターナショナル王座に相応しい対戦でした。
 29日はアクトレスガールズACT42新木場大会を観戦しました。対戦カードを見た時???でした。なんで堀田がメイン?才木玲佳&中森華子対堀田祐美子&有田ひめか。AWG王者となったれいたんの最初の試合でなんで堀田が出て来るの?結果は堀田がれいたんにピラミッドを決め、ひめちゃんがジャンピングニーでフォール勝ちでした。当然、ひめちゃんが挑戦をアピールすると、多恵ちゃん、みゆ姐も現れ、ここでも堀田がまた何やら喋り、ひめちゃん、みゆ姐が意味が分からないと突っかかり、大荒れのエンディングとなりました。結局、ひめちゃんとみゆ姐はベルト挑戦より、堀田&華子をぶっ潰すということになり、多恵ちゃんがベルト奪回に挑むという流れになりました。いいんじゃないですか。ドンドン行け行けです。れいたんが口からかなり流血していて、切ったのかと思っていましたが、アゴの骨折ということで意外な重症でした、手術、欠場が発表され心配です。ベルトを巡る展開にも影響が出そうです。