Vol.287 宿命の対決は最悪の結末


 9月1日、東女初の大阪エディオン、なつぽいがチャンピオンになって初の試合ということで行って来ました。ぱんでぶー+らくちゃん対ゆうなちゃん+爆裂シスターズの6人タッグでした。先日のシングルで珍しく感情をむき出しにしたらくちゃんとのタッグも注目されましたが、ベルト戴冠後の展開として、乗り越えなければならない壁があると発言したことで、対角のゆうなちゃんの存在がクローズアップされました。入場していきなりベルトを見せつけるようにしてにらみ合い、試合でも激しくぶつかり、最後はゆうなちゃんのラリアットでフォールを取られました。するとゆうなちゃんからマイクを取り「なっちゃん、やっと会えたね」なつぽいも「ゆうなさんが食いついて来てくれないかと思っていました」初防衛戦の相手が確定的になりました。
 元はと言えば、スターダムでゆうなちゃんを応援していたのでその流れでアクトレスガールズを旗揚げ前から応援して来ました。4年半前、なつぽいはゆうなちゃんに睨まれて泣き、ゆうなちゃんが困った顔をして頭を撫でるなんてことをやっていました。月日は流れ、東女のリングで、王者となったなつぽいにゆうなちゃんが挑むタイトルマッチが行われるとは感無量です。見たかったし、やって欲しくない気持ちもありましたが、こうなってしまった以上はもうやるしかありません。宿命です。応援する方も覚悟を決めます。見逃しません。
 5日は久し振りに新日後楽園大会を観戦しました。チケットがすぐ売り切れてしまうのですが、今回は気づいたらまだ売っていました。G1武道館3連戦の前だったからなのか。とにかく購入しました。それでも結局は大入りでした。ヤングライオン杯が開催中で、その他は6人タッグやら8人タッグやら全8試合、メインは内藤&EVIL対ジェイ&ファレでした。9時前には終了とあっさりな興行でしたが、ボリュームはちょうど良い感じです。やっぱり新日は興行として完成度が高いです。全てにおいてレベルが飛び抜けているなと思います。一人勝ち状態はまだ続きそうです。
 8日はスターダム5STAR★GP新木場大会を観戦しました。季節柄5STARに台風は付き物のイメージですが、この日は何とか大丈夫でした。そんな中、超満員の入りでした。たむちゃんは公式戦はなく、STARS対大江戸隊の6人タッグに出場しました。昨日の麻優戦が観たかった気もしますが、気楽な立場での試合も、それはそれで良いです。中盤戦という感じですが、林下が負傷欠場を発表し、星の潰し合いでリーグ戦は混沌としています。誰が決勝に進出するのか、全く見えません。
 13日はアクトレスガールズBeginning新木場大会を観戦しました。新王者になったれいたんがアコの骨折により欠場となり、王者不在の大会となりました。平日ということもあり、寂しい入りでしたが、リングの上は熱かったです。前回の大会でもう一つのテーマとなったみゆ姐&ひめかちゃん対堀田&華子がメインでした。やっぱり勝てませんでした。プロレスは本当に先輩に勝利するのが難しいと思います。でも突き破らなければなりません。サオリんが堀田側に、翔くんがみゆ姐側に付き、次は6人タッグでの対決となりました。王座挑戦が流れた多恵ちゃんはセミで下田美馬との対戦でした。これも王座戦と同じくらい意味のある戦いでした。ベルト流出、そしてその王者が負傷欠場と良くない流れですが、アクトレスガールズも変わるべき時と思います。
 15日遂に来ました東女両国KFC2連戦。なつぽいとゆうなちゃんのインプリ選手権は2日目のメインです。初日はプリプリ選手権がメインでした。セミでなつぽいはマジラビと組んで、ゆうなちゃんは伊東くん、白川未奈と組んでも6人タッグの前哨戦でした。パートナーが強力なので勝ちましたが、なつぽいが腰を痛めるアクシデントが発生しました。ダイビングボディーアタックが落ちるような感じになり、リング下でうずくまってしまいました。試合後、ユカっちに助けられながらリングに上がりベルトを手にてをあげましたが、ユカっちにおんぶされて退場しました。この辺りのユカっちの対応はさすがだったなと思います。今日特別なぱんでぶーの撮影会も物販も椅子に座ってでした。いつも通り笑顔はありましたが。「ひねったの?」と聞いたら「分からないけど、ギューんってなった」「私ケガしないので大丈夫」と言っていましたが、ちょっと心配です。
 16日KFC2日目のメインは、遂に来てしまったぽいちゃん対ゆうなちゃんのインターナショナルプリンセス選手権でした。あの頃の二人を見ているから。あれからの二人もずっと見てきたから。二人の対決が東京女子のリングで、ベルトを賭けて行われると決まった時、何とも言えない思いでした。楽しみでもあるし、見たくない気もするし、どちらが勝っても負けてもどういう感情になるのか自分でも分かりませんでした。ただなつぽいが負傷するアクシデントによる決着になってしまったことは本当に残念です。二人の関係は特別で、見ている方も普通でいられませんでしたから、当人たちにとっては当然でしょうが、前日も腰を痛めたり、いつもと違う重苦しい雰囲気はありました。初防衛戦でいきなりというのはちょっと早かったのかなと思います。ただ二人のストーリーはこれで終わりではないので、またこの先が楽しみになったと思いましょう。
 22日は昼はDDT町田大会にぱんでぶーが出場予定だったのですが、なつぽいが欠場になってしまったので、スターダム後楽園5★STAR決勝に行きました。たむちゃんが沙希に勝利して10得点はレッドリーグ1位タイの堂々たる成績です。殊勲賞を受賞しました。ゆずポン親子、風香親子も来場していて久しぶりに会うことができて良かったです。ちなみに美闘親子、ワッキー親子勢ぞろいでした。ただ肝心の試合の方は、決勝は木村花対小波で花が優勝でしたが、この組み合わせ、至るまでの経緯、そして試合内容も5★STARという特別な舞台としてとても満足のいくものではありませんでした。
 夜はアクトレスガールズACT43新木場大会を観戦しました。ベルトが流出、新王者のれいたんが負傷により王座を返上と風雲急です。セミで多恵ちゃんがつっかとシングル、メインはみゆ姐&ひめかちゃん&翔くん対堀田&華子&サオリんで、誤爆から丸め込みではありましたが、翔くんがサオリんに勝利しました。多恵ちゃん、みゆ姐、ひめかちゃん、翔くんの4人でベルトを賭けたトーナメントが開催されることになりました。決勝は11.6後楽園です。みゆ姐も不満に思っていたようですが、何で堀田の仕切りで、勝手に4人だけを選抜するのか不満が残りました。プレイングマネージャーだからと言われればそうですかというしかありませんが、興行的にもそうするしかないでしょうが、とにかく出場する選手に頑張ってもらいたいと思います。これまた皆に思い入れがあるので誰が勝っても負けてもという闘いですが。なおにゃーと復帰も遂に発表されました。11.6後楽園で多恵ちゃんとのタッグ以下省略。でとずっと言っていたのですが、多恵ちゃんがベルトの決勝となると、それは叶わなくなるのですが、ベルト戦の話が出た時、多恵ちゃんがなおにゃーを見ると「行け」と言ったと 、そんなドラマもありました。
 23日は東女イッテンヨン後楽園先行発売イベントに行ってきました。板橋グリーンホールでいつもは2階で試合ですが、物販が行われる1階に超低床リングを設営して試合も行われました。他に歌とトーク、私服物販があり、負傷欠場中のなつぽいも来場しました。ショールーム配信で姿は見ていますが、試合後初めて会えたなつぽいは変わらぬ笑顔でホッとしました。彼女のサービス精神、プロ意識には頭が下がります。そして元気をもらっています。まずはしっかりケガを治してパワーアップして戻って来て欲しいです。焦らず待ちます。応援してます。
 28日は、なつぽいはいませんでしたが、東京女子板橋大会に行って来ました。ヒカリちゃんが伊藤ちゃんとシングルで敗れはしましたが、善戦しました。ゆうなちゃんはメインで爆裂ぽちゃりで勝利し、伊藤ちゃんがIP王座に挑戦に現れました。今、よく観ているスターダム、アクトレスはちょっと迷走している感があり、なつぽいがいないのはすごく寂しいですが、それでも東女が一番楽しいのではないかと思います。
 昨年末もなつぽいの対談騒動があり、忘れられない年末になりましたが、今年の夏もなつぽいのおかげでいろいろなことがあり過ぎて忘れられない夏になりました。さすがスーパースターやってくれます。物語の続きを楽しみに待ちます。