Vol.294 非常事態の4月


 4月3日の東女アメリカ遠征は幻に終わってしまいました。フロリダ州タンパといえばプロレスの神様の故郷、レッスルマニアも観戦できるということで、初のアメリカ遠征に行くつもりでしたが、家庭の事情で断念せざるをえなくなり、その後コロナ禍で大会自体が中止になってしまいました。レッスルマニアも無観客で、WWEネットワークの配信での開催となりました。プロレスは会場に行って、生で観てこそと思っていますが、この世界的な状況に終わりが見えない中、ネット配信というものが重要なコンテンツになってくるのではないでしょうか。
 DDTグループはDDT UNIVERSEという動画配信のコンテンツを持っていて、無観客試合を配信しています。やれることはやった方がいいし、やってくれればありがたいです。3日は東女の無観客試合が行われました。3月にも2回やっていますが、通常の試合ではなく企画ものの大会になっています。この日はジンギスカン霧島の食事券を賭けて、紅白勝ち抜き戦が行われました。中島翔子と辰巳リカがキャプテンで、抽選でチーム分けが決まり、5分勝負、2カウントフォール採用というルールです。なつぽいが欠場だったのは残念でしたが、東女らしい楽しい試合でよかったです。
 7日に緊急事態宣言が発令され、状況は更に深刻になりました。全日のチャンピオンカーニバルが長い歴史で初の中止になるなど5月中頃までの興行はほぼ中止・延期となりました。聖地後楽園ホールも当面の間休業で、東日本大震災の時に一時閉鎖された時もでしたが、今回も深刻さを感じます。東女のインターネットサイン会、無観客試合も延期となってしまい、ネット配信も厳しい状況になりました。選手がインスタLIVEなどやってくれるのが唯一の救いです。
 18日はノアのグローバルタッグリーグ優勝決定戦がTVマッチで行われました。無観客も観れるのはこれぐらいでした。19日は東女インターネットサイン会が選手の家からの配信で行われ、久しぶりになつぽいの姿が見れました。アプガ(プ)のチェキ会もあり、ヒカリちゃんの姿も久しぶりに見れました。できる形でいろいろやってくれるのはありがたいです。
 26日と27日はサムライTVで大日本のTVマッチがありました。一騎当千ストロングの準決勝&決勝と豪華な内容でした。27日はDDT UNIVERSEで過去の大会を選手の解説付きで配信するという新企画もありました。2019年1月5日の北沢タウン大会で、解説は瑞希と天満のどかでした。どんな形でも今できることを工夫してやってくれるのは本当にありがたいです。なつぽいが東女に初参戦したのが前日のイッテンヨン後楽園でした。あまりに急すぎて、仕事もあったので観に行けず、なつぽいの東女初観戦だったので記憶に残っています。今やぱんでぶーのタッグパートナーであるヒカリちゃんと初タッグで、当時プリプリ王者で先日シングル3連戦を行った山下美優と初対戦でした。引退したアプガぴなのや欠場中の小橋マリカも懐かしかったです。
 月末にはネット購入したなつぽいとゆうなちゃんのポートレート、ヒカリちゃんのチェキが届き、東女ポートレートのネット販売第3弾も開始されました。ヒカリちゃんのチェキ第3弾も発売されましたが、気づかぬうちに速攻で完売してしまい買えませんでした。アクトレスガールズの未来ちゃんのTシャツも発売され、早速予約しました。スターダムは連日選手によるYouTube生配信され、東女もハイパミの企画物が配信されました。いろいろと本当にありがたいです。
 それでもコロナ禍は収まらず、4月は遂にプロレス観戦なしでした。GWも自粛で、5月後半もどうなるか分かりません。プロレスが観れない私たちファンよりも、プロレスが出来ないプロレスラーの方が大変なはずです。何とか踏ん張って我慢して頑張りましょう。プロレスは負けません。