Vol.297 7月ぽいの季節


 コロナ禍はちっとも収まっていないと思いますが、感染拡大防止対策で不自由ではありますが、有観客興行が再開されています。誕生月、723ということで、7月はぽいの季節です。
 日自粛明け2発目も4日の東女両国KFC大会でした。なつぽいは鈴芽とシングルで、復帰からシングル2連勝でした。17ライブでほぼ毎日配信を見ていますが、やっぱりリングの妖精はリング上が輝いています。ヒカリちゃんはセナとのタッグでぽむ&真弥に勝利しました。まなぱいは残念ながら、のど姉とのタッグでマジラビに敗れました。メインはプリンセスタッグ選手権で、白昼夢が伊藤くん&らくに勝利し王座を防衛しました。この日か次の板橋でぱんでぶーがアクションを起こして7.23後楽園で挑戦を期待していたのですが、試合後に中島&ハイパミが名乗り出て選手権が決定してしまいました。ともかく久しぶりにぱんでぶーも観たいところです。負傷欠場中のうなちゃんが7.23後楽園で復帰が決まりました。欠場中も興行中止の間も頑張っている姿を見ていたので良かったです。
 12日もやはり東女の板橋大会を観戦しました。新人とのシングルが続いているなつぽいは、今日もセナとそして珍しく第1試合に登場でした。なつぽいとシングルだと相手は皆いつもより頑張っているように見えます。なつぽいの相手の力を引き出す力が長けているいう事なのだと思います。まなぱいは珍しくヒカリちゃんと組んで、アプガ(プ)の2人と対戦。試合後は一緒にアッパーキックを歌っていました。タッグパートナーであるなつぽいとIC王座を巡って、まなぱいとヒカリちゃんには繋がりがありました。まなぱいの東女レギュラー参戦終了が決まり、ここで2人のタッグが観れたことはとても良かったです。本当にそろそろぱんでぶーが観たいところではありますが。
 スターダムもこの土日は新木場2連戦でしたが、座席数減少のファンクラブ限定興行のため行けませんでした。たむちゃんとひめかちゃんには会いたいところですが、スターダムは選手売店もやらないので。新日も久しぶりの有観客興行、大阪城ホール2連戦でした。なんだかWWEと変わりませんね。個人的には興醒めです。
 サオリんもOZしか出ないのでなかなか会えません。アクトレスガールズにもなかなか会えません。堀田祐美子がプレイングマネージャーを辞任したと発表もありました。個人的には最近のアクトレスガールズの方向性には疑問を感じていますし、堀田の存在にも違和感を感じていたのでこの決定は歓迎です。ただ既にこれだけ主力が抜けてしまい、残った主力選手のプロレス感を見ても、この先厳しいのではないかと思います。
 23日は半年ぶりの聖地後楽園でした。やはり東女です。コロナ対策でマックス500人ですが、それでも満員にはならないようで厳しい状況ですね。723の日ということで、ぱんでぶーでタッグ王座挑戦を期待していたのですが、タッグ選手権はセミでリカ&未詩が中嶋&ハイパミに王座防衛でした。メインはプリプリ選手権でユカッチが愛野ユキに王座防衛でした。場外に飛んだ時に床に頭から落ちるというヒヤリとする場面がありました。ゆうなちゃんが東女レギュラー参戦ラストマッチということで、なつぽいと6人タッグで対戦でした。なつぽいとみずぴょんと山下美優のトリオはとても珍しいですが、いいです。3人の入場はとても格好よかったです。アクトレスの立ち上げから2人を見てきた者として、まさか2人が東女のリングで再び交わることになるとは思いもしませんでしたし、IPのベルトを賭けての対決、そしてあの結末というのはとても感慨深いものがありました。最後も2人の対戦が観れてよかったです。でも2人の物語はまだ終わりません。また離れることになりましたが、いつかどこかでまた会うことがあるかもしれません。見守り続けます。ヒカリちゃんはらくちゃんとアプガ対決に辛くも勝利。うなぎひまわり復帰、新人の宮本もかデビューなど盛り沢山でした。後楽園は売店禁止ということで、板橋に移動しての物販会もありました。ビニールシート越しながら、久しぶりのツーショットチェキもありました。
 26日は久しぶりにスターダム後楽園大会を観戦しました。まずは久しぶりのひめかちゃんは麻優とタッグ対決でした。DDMということで可愛らしさ封印で、太々しい感じでしたが、似合っています。タッグ王座に挑戦するようだし、5STARGPの出場も決まり、アクトレス退団、スターダム入団は正解と思います。そしてメインでたむちゃんが白いベルトを獲ってくれると思っていたのですが、ジュリアに敗れました。本当に残念です。試合内容も期待していた程のものではありませんでした。とにかく団体の推しが露骨で、タッグ戦は予想通り、林下詩美&上谷沙弥がジャングル叫女&小波に勝利しました。ハイスピードは3WAYでAZMが獲りましたが、敗れた里歩は居場所がない感じでした。
 こんな状況で外出も控えたいので、売店もないということで実は観にいくか迷ったのですが、25日の東女板橋大会になつぽいが急きょ欠場となったこともあり、こちらを観に来ました。あくまでも試合を観に来ているのですが、売店で応援している選手と直接話しが出来るというのはやはり魅力です。握手なんてしなくていいし、マスクをしていても、ビニールシートがあっても構いません。そこを東女はわかっていて、スターダムは分かっていないのです。仕切りも相変わらず悪くて、東女はまったく待たされませんでしたが、スターダムはずいぶん待たされました。ちょっともういいかなと思ってしまいました。
 30日はMARU主宰のコルバタ朱里組公演「フィリピン人の父に、投げっぱなしジャーマン」を観劇しました。試合のシーンもあり、毎回レスラーがゲスト出演します。なつぽいが朱里の妹役でW主演でした。ハマり役でした。女優なつぽいの魅力が全開でした。そして本当に素晴らしい舞台でした。他にも尾崎妹加とガブちゃんの元アクトレス、現アクトレスの松井珠紗も出演し、なつぽいと朱里の共演も今のリング上ではあり得ないことで、プロレスファン、アクトレスガールズを昔から知る者にとってはもう色々な場面で心を掴まれっぱなしでした。