Vol.306 悪夢再び


 4月4日OZ後楽園大会を観戦しました。昨年末以来3カ月振りのサオリんです。正危軍6人タッグに出場、売店も試合前に少しだけでしたが、会えて良かったです。翔くんはタッグ王座の防衛戦で、勝つと思っていたのですが、王座転落は残念でした。続けてアクトレスの後楽園大会もありましたが夜興行なので断念しました。スターダム横浜武道館もパス。ぽいたむの白ベルト戦が決まりましたが、会場に行っても会えるわけでもないのでサムライTVで生中継を観戦にしました。
 アクトレスの立ち上げからずっと観てきて、2人が退団した後もどちらも応援しているので、バチバチやりあうのは困ったもんだという感じです。アクトレス時代、2人で他団体に参戦したり、イベントに出たりということは多かったですが、そんなに仲が良かったという印象は正直ないのですが。なつぽいが八方美人で周りに気を遣っていい子ちゃんしてるというのもそうは思いません。もともと負けん気が強くて、希少の激しい一面があると思ってます。たむちゃんがアクトレスを退団する時になつぽいが批判したことで因縁と言われていますが、たむちゃんの辞め方は確かに強引だったと思います。当時のなつぽいからしたら批判するのも分かります。でも、たもちゃんが退団したのも何となく分かります。当時はサオリんとなつぽいがツートップと呼ばれていて、たむちゃんは脅威の新人であっという間にナンバー3に駆け上がりましたが、旗揚げメンバーでもある2人を抜くことはできなかったと思います。だから他の道を探すのも分かります。所属していた事務所の関係でしょうが最初は大仁田と絡んでて、こんなことがやりたかったのと思いましたが、スターダムに参戦して本当に良かったと思いました。ゆずポン、ほーちゃんと続く白いベルトは、たむちゃんに巻いて欲しいと思っていたし、本人に言ったこともあります。やっとやっと巻いてくれたという感じです。
 なつぽいは5年ほど前、まだ新人時代にスターダムにレギュラー参戦しています。キッズだったAZMウヤ、キッドとよく試合をし、練習生だった刀羅ナツコとも仲良しでした。渡辺桃との対戦がレスラーなつぽいのターニングポイントだったと思っています。そこから叫女、松本浩代ら上位陣と対戦、ファイブスターにも参戦して、美闘、麻優、トニーらとも対戦し評価されました。ほーちゃんとは妹分という感じで、当時ほーちゃんが持っていた白いベルトに挑戦したい気持ちがあるようなことを言っていましたが、諸事情によりスターダム参戦がなくなりました。それから4年の時を経て、再びスターダムのリングに上がることになり、白いベルトへの思いは分かります。もう本当にどっちも勝って、どっちも負けないでという気持ちです。
 ただジュリアからやっとベルトを獲ったばかりのこのタイミングで、なつぽいは勝てないだろうなと思っていましたが、やはり負けました。ずっと応援している2人があまりにドロドロした感じになってしまったので、結果はどうあれ、いい感じになって欲しかったのですが、お互いにまだ毒づいてはいたものの認め合う言葉もあり、笑顔もあって、分かり合えた感じになって良かったです。メインのDDM対決タッグ選手権は、舞ひめが防衛すると思ったのですが、ジュリア&朱里が王座を奪取しました。結局、メインは赤白かタッグのベルトかではなく、ジュリアなのですね。ただ武道館のメインは素晴らしかったですが、武道館が特別で素晴らしすぎたのでしょうが、今回はイマイチ締まらなかった気がします。アクトレスでもみゆ姐がSAKIに負けてしまいました。この日は結果がことごとく残念でした。
 10日はスターダム後楽園大会シンデレラトーナメント1回戦を観戦しました。初の2回戦以降と2日間での開催です。ワンデイだからこそのシンデレラトーナメントと思います。規模を大きくすればいいというものではありません。欠場選手も多かったです。ビーの離脱、飯田の怪我に加えて、当日になって鹿島沙希も欠場と残念続きでした。
 第1試合はさすがに、ひめかちゃんが飯田の代役羽南に順当勝ちでした。第2試合は舞華が小波にOTR勝ち。エプロンで小波のテクニックと舞華のパワーの攻防となり、舞華が強引にブレーンバスターで叩き落とすというこれは納得のOTRでしたが、そこから、うながナツコに、吏南がAZMに、キッドが桃に、立て続けのOTRで番狂わせは興醒めでした。麻優がフキゲンに勝利で持ち直し、ジュリアが琉悪夏に、詩美がちゃんみなに順当勝ちしまいたが、セミでは上谷がたむちゃんにOTR勝ちでした。
 そしてメインのなつぽい対朱里ねーちゃんですが、この流れになってしまうと、やはり9分26秒とギリギリまで健闘しましたが、バズソーに沈み、階段を登れませんでした。席はたまたま南側の真ん中の良い所になりましたが、あくまでたまたまで席を選べるわけではないので有料会員になっている意味がありません。サイン会もないのでグッズも買いたくありません。結果が期待通りにならないというのもあり、モヤモヤしか残りませんでした。鹿島沙希ファンの友人が欠場と聞いた瞬間に帰りたくなったと言っていましたが、そりゃそうですよね。同情します。
 11日はDDT後楽園の生放送があったので観ました。秋山がDDTに入団しKO-D無差別級のチャンピオンになるなど10年前には想像もでいませんでした。ディーノとの対戦はとても興味深かったです。なつぽいが東女にレギュラー参戦した時に入りましたが、DDTの会員はグループ全試合の配信が見れるし、チケット先行発売で座席も選べるし、だいぶお得なのでまだ入っています。
 13日はアクトレスガールズBeginning新木場大会を観戦しました。夜は出づらい状況なのですが、たまにはアクトレスの選手にに会いたいし、応援しているBeginningの大会ということで思い切って行ってきました。久しぶりの新木場夜興行です。やっぱりアクトレスガールズは会場の雰囲気が一番良い団体ですね。みゆ姐のルミナス、多恵ちゃんのSPiCEUPを初めて観ることもできました。未来ちゃんも頑張っています。満足感、幸福感で会場を後にすることができました。
 17日は東女後楽園大会を観戦しました。なおにゃーが6年のキャリアで初のベルト挑戦、かみーゆのIP王座に挑みました。前の新木場大会でアピールしたのも初めてのことだと言っていました。大一番を見ることができて良かったです。負けてはしまいましたが、かみーゆも乗っているし、そう簡単には行きません。東女にも馴染んで来たし、普通の女というキャラも出来たし、あきらめずにここで絶対ベルトを取ると言っていたのでいいんじゃないでしょうか。意外でしたが、なおにゃーが東女に来てくれて本当に良かったです。
 ヒカリちゃんは山下美優とのシングルでした。こちらも敗れはしましたが、健闘しました。成長しています。まなぱいの参戦も嬉しい限りです。後楽園は相変わらずサイン会禁止ですが、東女は別会場に移動してやってくれるので嬉しいです。今回は浅草橋ヒューリックホールと交通の便も良く、綺麗で広い会場で良かったです。
 24日は東女板橋大会を観戦しました。翌日の25日から緊急事態宣言で、スポーツイベントは無観客要請となり、東女はGWに板橋と後楽園に行く予定でしたが、有観客中止となってしまったので、ギリギリセーフの貴重な1日になりました。しおちゃんの突然の卒業が発表され、ラストマッチはヒカリちゃんとのヒカシオ対決でした。なおにゃーは伊藤クンとタッグ対決。かみーゆのDVDが会場発売だったので売店にも行けました。無観客でもユニバースで動画のLIVE配信があるのはありがたいです。チケットの払い戻しも昨年より迅速になりました。そんなところに慣れてもしょーがないですが。
 30日スターダム後楽園は中止となりました。シンデレラトーナメント2回戦から決勝の予定でしたが、5.14後楽園で2回戦から準々決勝、5.29大田区で準決勝・決勝に変更になりました。やはりワンデイトーナメントだからこそのOTRあり、引き分け両者失格なわけで、もはやシンデレラトーナメントではありません。ビッグマッチのカードとしてもどうかと思います。チケット払い戻しが迅速になったのはよいと思います。東女もそうですが、買う時はネットでカード決済なので、手続きなしで児童に払い戻してくれればなおよいのですが。
 緊急事態宣言対象外の地域では予定通り開催、対象地域でも開催している団体もありますが、コロナ禍も2年目に突入です。プロレス界にとってダメージが大きいですね。