TWC プロレスふりーとーく

Ｖｏｌ．３０９　アクトレスと東女プリンセスカップ、新日ドーム

　７月１０日は久しぶりに土曜昼のＢｅｇｉｎｎｉｎｇ大会ということで新木場に行って来ました。暑かったです。真夏の新木場でした。多恵ちゃんとみゆ姐が負傷欠場は残念でしたが、多恵ちゃんは会場に来てくれ、みゆ姐はリモートで出演でした。それにしてもアクトレスに限らず、何故か元アクトレスが多いですが、今、怪我人が多いです。この日は未来ちゃんが頼もしかったです。メインはみゆ姐の欠場でカード変更となりましたが、ｎｏｋｉーＡと組んでＬｅｏｎ＆谷ももとの対戦で勝利し、タッグ王座挑戦に向けてめずらしくマイクアピールし、大会を締めました。初のベルト是非獲ってもらいたいです。今後アクトレスの土曜昼の新木場興行が決まっていて嬉しいです。実はこの日もなのですが、東女と被るのが悩みどころです。
　東女の両国ＫＦＣ大会の方はレッスルユニバースで生配信もあり、後で見ました。コロナ陽性者が出て、濃厚接触者を含めて欠場がありカード変更となりました。コロナも他団体、男子でも出ています。ヒカリちゃんはらくちゃんとのＩＰ王座戦でした。ここはそりゃ負けないでしょう。荒井優希が初勝利を挙げました。かかと落としを使って、ゆずポンの再来を狙っているのか。そこそこ頑張ってはいますが、ゆずポンを見てきた者としては、まったく比較にはなりません。
　１７日はスターダム５★SＴＡＲＧP公開記者会見と半年振りのサイン会がありました。他はいろいろ工夫しながらやっているのでコロナ禍は関係ないでしょ。メジャー志向も結構ですが、昔からのファンにとってはサービス低下も甚だしいです。ブシロードの商売の仕方は、昔からのファンは眼中になく、メディアに露出して不特定多数の新規ファンを獲得することのようなので仕方ないですが、スターダムファンはとっくに辞めましたが、応援している選手には会いたいので、悔しいですが行って来ました。チケット代１万６千円也。３百人くらいは集まるのでボロい商売です。愛想を尽かして来なかった人もいますが、結構知った顔もいました。新規ファンは取り込めているのでしょうか？いたとしても百人とかのレベルです。大会場での興行も連発していますが、ソーシャルディスタンス仕様としても、決して客入りがいいわけでもありません。大丈夫なのでしょうか？部外者がとやかく言うことではありませんが。
　２２日からオリンピック４連休は、東女の東京プリンセスカップ新木場４連戦がありました。こんな状況なので観戦に行くのは１回だけにしました。２５日はスターダム後楽園を観戦予定でしたが、なつぽいも姫ちゃんもまだ欠場中ということで取りやめました。オリンピックにはまったく見る気がなく、レッスルユニバースですべて生配信があったのはとてもありがたかったです、
　初日は配信で見ました。注目のカードはなおにゃー対山下美優の１回戦でした。まさかのいきなりエースとの対戦となりましたが、山下が東京プリンセスカップを苦手としているので少しだけ期待しましたが、やはり健闘はしたものの敗れました。いい試合でした。メインに相応しかったです。ただ締めもやはり山下が相応しかったと思います。例年は波乱が一つあるイメージでしたが、らくがシングル初勝利を挙げましたが、相手は後輩のもかだったので、今年は波乱ありませんでした。
　２３日の２日目を観戦に行きました。夏の新木場は暑いです。メインはヒカリちゃん対辰巳リカの１回戦で、ヒカリ推しとしては一番いい日に当たりました。勝ってくれればなお良かったのですが、いい試合でした。ＩＰ王者にもなって成長を感じます。なおにゃーは初戦で敗れてしまいましたが、この日は６人タッグで気楽にできたのではないでしょうか。小橋マリカが天満のどかに勝ったのは番狂わせですね。ＳＫＥの荒井優希は初めて生で観ました。意外と背が高いという印象です、まあまあ頑張っているとは思います。
　２４日３日目は生配信も見ました。１回戦で敗退してしまったヒカリちゃんとなおにゃーは、それぞれ８人タッグ、３ＷＡに出場でした。トーナメントは２回戦の前半で、山下がかみーゆに、瑞希が舞海に、愛野が猫に勝利して順当に準々決勝に進出しました。
　２５日４日目も生配信も見ました。２回戦の後半で、鈴芽が桐生に、伊藤がらくに、中島が小橋に、辰巳がミサヲに勝利して準々決勝に進出しました。順当だったと思います。意外なところでは鈴芽が残っていますが、組み合わせの妙で、勢いは感じません。エースで現チャンピオンで、東京プリンセスカップは苦手としていた山下に一番勢いを感じました。四天王の一人である坂崎がＡＥＷ参戦で不在なのも大きいと思います。その分、山下も含め、辰巳と中島、残りの３人が存在感を示している気がします。
　スターダム後楽園大会もありましたが、なつぽい、ひめかちゃんはまだ復帰しないし、たむちゃんのカードも寄せ集め６人タッグということで行きませんでした。アクトレスガールズを退団した桜井まいが登場し参戦表明したそうです。退団理由が納得できるものではなく解雇と発表されていました。芸能活動もしていて、プロレスの実力はまだまだの選手なので、芸能の方に力を入れていくのかと思っていましたが、なるほどこれじゃ解雇で当然ですね。
　新日ドーム大会もスカパーで生中継を見ました。コロナ禍とはいえ、元々ドームのカードではありませんでしたが、体調不良で前日まで欠場していた飯伏が結局、欠場となり、代わって棚橋が鷹木のＩＷＧＰヘビーに挑戦となりました。当初ワクチン接種の副反応が欠場理由でしたが、欠場が長引き、ドームは体調をみながらということでしたが、前日に欠場が決まりました。ドームのメインカードなので仕方ないかとも思いますが、この辺りの経緯は不透明でアナウンスも不親切でした。
　ヒロムの登場、復帰宣言で始まり、ＩＷＧＰジュニアタッグ、タッグ選手権と続きました。ファンタズモは靴に何か入れている疑惑があるのですね。しょーもなかったです。スペシャルシングルマッチがオカダ対コブ。セミは内藤＆ＳＡＮＡＤＡ対タイチ＆ザックのＩＷＧＰタッグ選手権。メインがＩＷＧＰヘビー級選手権の全５試合でした。ドームのラインナップではありません。最後はＥＶＩＬが勝った鷹木を襲撃しるエンディングでしたが、これもしょーもなかったです。
　ここに来てコロナが拡大し、プロレス界でも陽性者が多数出ています。オリンピックも盛り上がりませんが、結局コロナが収束しないとスポーツ、文化、エンタメ界は盛り上がりません。1日も早い終息を願うばかりです。