Vol.315 プロレスも舞台も


 イッテンヨンは仕事始めなので新日ドームも東女後楽園も行けません。3日に何かあればと思っていたらスターダムの試合とアワード&ユニット撮影会があり、ユニット撮影会がどんなものかよく分からず相変わらず馬鹿高いですが、とりあえず騙されてみようかと思い行ってきました。
 ベルサール新宿グランドという会場で新宿とはいえ西新宿なので交通の便は悪く、道も分かりづらかったです。ひな壇ではないので観にくいです。試合は6人タッグ3試合と8人タッグ1試合とさすが同じグループだけあって、まるで新日後楽園のようなカードでした。
 舞ひめぽい+朱里でSTARSに勝利しました。DDMはこの5人で完成形だと思うので新メンバーはいらないのですが、現状維持は後退ということもあるので新しいこともやっていかないとなのでしょう。ジュリア率いる新メンバーは、予想通りテクラとMIRAIでした。テクラは見たことがありませんでしたが、アイスの若手と思っていたら、以前に海外でキャリアもあり、なかなか面白い選手でした。MIRAIは東女で見ていました。東女向きのタイプではなかったですが、DDM向きとも思いませんでしたが、だいぶイメージチェンジしていて、いい感じになっていました。対戦がたむちゃんと桜井、月山ではなくウナちゃんなのが不可解でしたが、MIRAIと東女で接点があるのとテクラがまったくの若手ではなかったので納得でした。桜井まいは、まったくいいところがありませんでしたが、実はすごくチャンスなので頑張ってもらいたいです。
 アワードは舞ひめぽいが何も受賞できず残念でした。ユニットのバランスを考慮した感はありますが、まあまあこんなもんでしょう。ユニット撮影会はとても値段に見合ったものではありませんでしたが、少しだけ選手と接することができました。騙されるつもりで何の期待もしていなかったのでまあよいです。
 8日もスターダム後楽園を観戦しました。3日に行ったし、なつぽいは舞台稽古で不在だし、行かないつもりでしたが、行きたいという友人がいたので行ってきました。メインは渡辺桃対AZMでした。後楽園で因縁のシングル戦が観れるとは思いませんでしたが、やはり不透明決着でした。大江戸隊が乱入してレフェリーには見えないところで、シューズに凶器を入れるところを観客には見せつけて、顔面を蹴り上げるという昭和かという試合でした。 新年の新しい展開が見えてきましたが、MIRAIが赤いベルトに挑戦、ウナが白いベルトに挑戦ともに、妥当とは思えません。自己主張も次への布石も大事ですが、ビッグマッチありきで新しもの偏重で無理やり話題を作っているようで、まったくワクワクしません。本当に同グループの悪いところに周到しているように感じられます。
 向後桃がリングに上がり、参戦表明しました。元アクトレスガールズで一人だけ去就がハッキリしてませんでした。桜井まい、月山和香と同世代で、アクトレスではもうあまり馴染みのなかった選手ですが、ここに来たかという感じです。この3人は相当頑張らないとやっていけないと思います。
 9日はOZ新宿FACE大会を観戦しましたが、まさかの非常ベルが鳴り、試合が中断し、地下のサウナで非常ベルが鳴っているので一旦避難ということになりました。状況がよく分かりませんでしたが、怖い思いはせず、危険なこともなく、外に出ると消防車が何台も来ていました。煙なども出ていませんでしたが、本当に火災が発生していました。興行はそのまま中止になりました。長いプロレス観戦歴でもこんなことは初めてでした。
 対戦カードは当日クジ引きで決定でしたが、第3試合となったサオリん対桜花由美の試合は観れましたし、試合前に売店をやっていて、場所が今までと違っていて初めは気づかなかったのですが、たまたま気づいてギリギリ行けたので、まあよかったです。
 15日は東女新宿FACE大会を観戦しました。夜興行、続けてFACEでしたが、他は観に行けないので行ってきました。タッグトーナメントを開催中で、ヒカリちゃんとなおにゃーがタッグを組んで出場し、1回戦を勝ち上がっていますが、この日は残念ながらトーナメントの試合はありませんでした。ヒカリちゃんは3WAY戦で鈴芽&猫と対戦、なおにゃーは遠藤有栖とシングルで、どちらも順当に勝利したので、まあよかったです。
 ここは観づらいし、狭くてゴチャつくので嫌なのですが、試合も早く終わったし、満員にはならず、物販も割とスムーズでよかったです。ポートレートが1500円に値上がりしたのも影響しているのでしょうか。いろいろと大変なのは分かります。「ファンのみなさまと直接、試合後に交流のできる現在のレギュレーションを大切に続けていきたい」というのはありがたいことですが、いきなり1.5倍、後楽園やビッグマッチでは2倍になる理由としては納得しづらいです。かなり割高感がありますし、500円のやり取りがわずらわしかったです。
 1月後半は、なつぽいの出演舞台があり、久しぶりに舞台モードになりました。ただ、またしてもコロナ禍が拡大してしまい、さらに公演中の負傷者もあって、一部公演が中止になりましたが、予定していた2回は開演し、千秋楽まで何とか公演されました。なつぽいはデビューした時から舞台もプロレスも全力で頑張り、枠にとらわれないスーパースターを目指していて、ずっと応援しています。スターダムに入団して当分、舞台は観られないと思っていましたが、ブシロードが展開するアサルトリリーの舞台という意外な形で実現して、これは素直に嬉しいです。そして女優なつぽいもやはり素晴らしかったです。
 コロナ禍はプロレス界にも大きな影響を与えています。陽性者や濃厚接触者で欠場者が続出し、興行の中止も多数ありました。アクトリングのプレ旗揚げ戦の中止。体調不良という発表ですが、たむちゃんの赤いベルト挑戦者決定3WAY戦の欠場は残念露しか言いようがありません。ただ早く終息することを願うのみです。