Vol.335 東女横浜ラジアン、アクトレス新木場


 9月2日に仙女のビッグマッチが新潟であり、なつぽい、ほーちゃん、サオリん、みゆ姐、Sareeeが参戦するということで、久しぶりに遠征も考えましたが、カードが今一つに思えたので止めました。サムライTVで放映もあったのでそれで良いかと。なつぽいは四年目の岡優里佳とシングルで第1試合でしたが、岡はなかなか良い選手でした。なつぽいに対するモチベーションも高く、気持ち尾が良いです。なつぽいも若手相手に胸を貸す立場でも良い試合ができる力もあることを示しました。解説の里村がなつぽいを高く評価しているのも嬉しかったです。
 3日は東女の大手町大会がありましたが、所用のため行けませんでした。なおにゃーは舞台で欠場でしたが、用事の後、場所も近く、時間も丁度良かったので千穐楽を観劇はできました。今も二足のわらじで頑張ってくれて応援できるのは嬉しい限りです。大手町三井ホールは、近くて、綺麗で、喫煙所もあって良いのですが、何故かワンドリンク別なのと14時という中途半端な時間開始なのが難点です。東女も最近は地方興行が多く、9月都内の興行はこれだけだったので残念でした。
 スターダムは広島でビッグマッチでした。行く気はないし、PPVも買う気はなく、後日動画配信で観れば良いかと。なつぽい&サオリんのタッグは良いですね。ゴッデスも白いベルトもハイスピードも予想通り王座移動はありませんでした。やはり5STAR開催中にビッグマッチ、タイトルマッチは無理があるのではないかと思います。
 8日は全日代々木大会で、ほーちゃん&サオリん対Sareee&ウナギという夢のカードがありました。ただこれも会場に足は向かず、サムライTVで生中継があったのでありがたくTV観戦しました。熱戦となり、ウナギがほーちゃんをかなり追い込みましたが、最後はほーちゃんがカットラス連発からインセインエルボーでウナギに勝利しました。
 他にもメインは宮原15周年記念試合で安齊戦、Evolution対DDTの6人タッグマッチで諏訪魔と秋山が対決、渕の復帰戦と豪華でしたが、画面越しでも見たところ空席が目立ちました。どの団体もどの会場も集客が悪いように思います。コロナ禍にチケットもグッズも値上がりし、サービスは低下し、一応コロナが空けて、一応と言わざるを得ないはっきりしなさも要因の一つとは思いますが、値上げ、サービス低下はそのままで、興行数は増え、他の娯楽も増えでは、客が減るのも当然と思います。マイナー志向なので、大混雑のビッグマッチなんて行く気がしないので、個人的には良いと思いますが、かなり危機的な状態だと思います。団体はもっとしっかり考えるべきだと思います。
 スターダムは9日に後楽園大会がありましたが、なつぽいは公式戦がなかったので、10日は横浜武道館大会がありましたが、ファン投票とはいえ選考過程が不透明、出てきたのはドリームタッグとはいえ夢も魅力も感じられなかったのでパスしました。東女は広島、京都で連戦でした。プリンセスタッグ王座決定戦の予選3WAYが2試合が行われ、ふりーWiFiが決定戦に進出、しかもなおにゃーが中島から紫電改でフォールを取ったのは嬉しい限りです。今度こそこのチャンスを勝ち取ってもらいたいです。
 ご時世から仕方ないこととは思いますが、体調不良による欠場も多いです。16日の東女松本大会は7人が欠場するという、これはもう非常事態でした。東女の場合は分かった時点で発表しますし、来場特典をつけたりしているのでまだ誠意が感じられますが、厳しく言えば、応援している選手が出ないのはサービスの低下です。スターダムの場合は発表も遅いし、説明もまったく足りていません。負傷欠場者も多いです。ウナギ・サヤカも肩鎖関節靭帯損傷で欠場しました。団体に頼ることなく、自分のやりたいようにやるというのは、それはそれで立派なことと思いますが、こういう時は大変だと思います。早々に復帰しましたが、無理せざるを得ない状況なので心配です。
 23日は東女横浜ラジアン大会を観戦しました。沙希様効果か、このところ地方遠征が多くて、久しぶりの関東の興行だからか、札止めの入りでした。ふりーWiFiの2人は、メインで瑞希、辰巳リカと組んで、山下実優&伊藤麻希&上福ゆき&桐生真弥との8人タッグでした。10.8未来メッセのシングル&タッグの前哨戦です。ヒカリちゃんが真弥に勝ちました。前哨戦は勝たない方がいい気もするのですが。とにかく今回は絶対にベルトを奪ってもらいたいです。
 24日はアクトレスガールズ新木場公演を観戦しました。アクトレスも大阪が多いですが、このところ月1は土日昼公演があるので嬉しいです。10.15後楽園に向けていろいろ動きがありました。未来ちゃんはメインで茉莉と組んで、朝陽&松井珠紗と対戦でした。執拗に絡んでくる朝陽に敗れてしまいした。そうなる予感はありましたが、後楽園で王座戦が決定しました。ここは頑張って防衛して欲しいです。新人が2人デビューしました。最近応援しているごちかと3WAY戦でした。早くも先輩として後輩を迎えうつ立場になりました。2人まとめてジャイアントスイングに挑みましたが、持ち上げはしたものの回すことはできませんでした。後楽園では皇希と組んで、岩井杏加&蓮と対戦をアピールしました。頑張って欲しいです。9月はこの2回の観戦のみでした
 5STARは結局団体の思惑通りの結果に終わるし、今、団体の思惑は私の思いとはかけ離れているので、興味が持てません。なつぽいは前半絶好調でしたが、毎年決まり切ったように出だしに躓いた選手が終盤に盛り返し、好調だった選手は失速するので、おまけにタッグのベルトも巻いているし、嫌な予感はしていました。予想通り後半に失速、それにしても最終戦の前に脱落は酷いよなと思います。体調も崩していたようで、そのせいか元からなのか分かりませんが、終盤は試合も組まれませんでした。上谷沙耶は初戦で負傷し全戦欠場、林下詩美も終盤に怪我による欠場で脱落、最後はSLKも負傷欠場でリーグ戦が盛り下がりました。SLKが不調だったのは以前から足首を負傷していたためとのことです。当日ですが、会場で突然ではなく事前に発表があり、さすがに事前に発表するようになったかと思いました。しかし、以前から負傷していたということは、10.1後楽園のAZM10周年試合で、パートナーの林下が欠場になり、関わりの深いSLKとタッグ対決だったのが、麻優とのシングルに変更になって、なぜかと思っていましたが、SLKの欠場も想定されていたということです。隠蔽体質はまったく改善されていませんでした。
 結局今年の5STARは一度も行きませんでした。ワールドの配信でも良かったのですが、ありがたいことにサムライTVの生中継があり、生でTV観戦しました。決勝は舞華と鈴季すずというのは予想通りでした。なつぽいがたむちゃんに勝ったのも、壮麗が朱里に勝ったのも予定調和で、驚きも感動もありませんでした。舞華が優勝と思っていましたが、鈴季すずが勝ったのは予想外でした。そこまで新しい者を推すとは予想できませんでした。せめて舞華に勝って欲しかったです。やはり団体の思惑は私の思いとは相当にかけ離れているようです。すごく残念な気持ちになりました。