Vol.338 東女10周年、クリスマスも東女、2023年締めはOZ


 12月1日、東女10周年記念後楽園大会がありました。平日夜は厳しく、ユニバース生配信で観戦でしたが、とても良い興行だったと思います。メインはスペシャル10人タッグで、初期メン4人プラス瑞希のトップ5人と未詩&優希&鈴芽&もか&有栖の若手5人による3本勝負でした。10周年記念、ゆかっちが卒業間近と言うことで意義のある戦いだったと思います。有栖が中島から1本取ったことも大きいです。東女はトップどころと若手の差がまだ大きいので、若手層の更なる飛躍が望まれます。ふりーWiFiはセミで、インペイラー&ぽむの厄介なチームを相手にタッグ王座を防衛しました。ヒカリちゃんがインペラーをブリザードで投げたのがポイントでした。とても良いタッグチームになって来ました。もっともっと防衛ロードを見せて欲しいです。かみーゆがシンガポールでベルトを取って持ち帰り、初防衛しました。ねくじぇねトーナメント決勝戦では上原若菜が優勝しました。これも良かったです。全選手がリングに上がり、ノーサイドで10周年を祝うエンディングもすごく良かったです。この暖かい感じが東女の良さだと思います。
 このところ平日夜興行が多くて、個人的には歓迎できませんが、この日は旗揚げの日にこだわったので仕方ないと思います。翌日土曜の昼に旗揚げの地である北沢タウンホールで特典会があり、先月の清水大会以来1カ月会えていなかったし、12月も都内の休日昼興行がないので参加しました。場所移動も、日が変わるのも、進行もまだまだ面倒なところはありますが、やってくれるだけありがたいと思います。
 2日はスターダムの名古屋ビッグマッチがありました。11月末の後楽園大会は1117人と予想よりに入りましたが、名古屋は952人と少なかったようです。欠場者が多数いる中でも、後楽園は良いカードが揃ったと思います。このところの後楽園はあまりにも軽く見られていたというか本当に酷いものだったので、少しは危機感を持ったのでしょうか。名古屋はビッグマッチにしては物足りなかったと思います。大阪、名古屋は頻繁に興行が開催されているので、この程度では観戦意欲が湧かないでしょう。結局良いカードが出れば観に行くし、出なければ行かないということだと思います。その後も観客動員は芳しくありません。興行過多、身の丈にあった会場でやっていないと言うことではないでしょうか。
 アクトレスの舞台カウント2.9であった、プロレスのことををコンテンツなんて言うやつは好きじゃない的なセリフにすごく共鳴しました。木谷オーナーは、スターダムを優良なコンテンツと言いました。経営者が会社の利益を追求するのは当たり前のことです。優良なコンテンツというは、収益が期待できる事業、宣伝効果など他事業にも好影響をもたらす事業ということです。スターダムは新体制となったそうですが、プロレスを単に一事業と考えている一般企業が運営している限り何も変わりはしないと思います。
 1月のサイン会が1万5千円から1万円に値下げされましたが、まだ全然高いと思います。東女の特典会は入場料などありませんし、そもそもチケットを買って観戦し、グッズを購入したことに対する特典会です。スターダムの場合はサインはサービスではなくを売りものという考え方で、なるべく高く売ろうとしています。価格には何の根拠もありません。当初はすぐに売り切れていましたが、最近は集客が落ちていたので値下がりしたのでしょう。発売前に出場予定選手も発表されましたが、たむちゃん以外は全員の名前があり、ケガや病気により変更となる場合が御座いますのお断りもあるので、まったく当てになりません。それでもチケットは即売り切れました。これで適正価格と勘違いされそうで何か悔しいです。そして人が増えて厄介だなと思います。アワード表彰式&ユニット撮影会も値下げしましたが、こちらと試合は売れていません。高田馬場の会場はだだっ広く雛壇ではないので見えない写真は撮れないだし、ユニット撮影会は今は選手とほとんど話せなくなっているので行きません。東京でのサイン会は7カ月ぶりです。個人的にはサイン会は馬鹿高くてもいいのでもっと開催して欲しいし、せめてワンショットくらい撮らせて欲しいと思います。本当にファンのニーズをまったくわかっていないのか、まったく応える気がないのだなと思います。
 12月中盤は観戦予定がなく、今年も10月以降は観戦が減少しました。その分、イベント系が復活して来ています。10日は一年半ぶりのゆずポンイベントでした。引退から10年が経ち、ゆずぽんも40歳となりましたが、こうしてまだ会えるというのは嬉しいことです。16日は今年後半から馴染みになったアクトレスのごちかの撮影会&忘年会でした。グラビア系のイベントも楽しいです。22日はなおにゃー出演の舞台を観劇しました。アクトレスガールズで舞台の面白さを知りましたが、今でもプロレスに舞台に二足の草鞋で頑張っているのはなおにゃーくらいなもので、遂にチャンピオンとして舞台出演が叶いました。感無量です。
 24日は東女の両国KFC大会を観戦しました。ここ3年ほどクリスマスイブは東女、なおにゃーは舞台で欠場が定番になっています。ところが今年はヒカリちゃんも体調不良のため欠場となってしまい、ふりーWiFiが2人とも不在ということで、注目する試合がなくなってしまいました。東女のクリスマスらしい良い興行ではありました。
 東女も今大会からポートレートが値上げされました。それでも人は多く、今日は唯一の馴染みとなってしまった難波ちゃんは、リングアナなのでいつもサイン会の登場は最後です。2時間待ちました。東女はいまだに中途半端に距離を空けるので、選手が時間差で出てきて効率が悪く、待ち時間が長くなります。たまたま知り合いと会ったので良かったですが、いなかったら帰っていました。ブシロードファイトだけじゃないのですよね。プロレス業界の会社は、選手の人気にあぐらをかいて、企業努力が足りないと思います。
 29日は仕事納めで、どちらも行けませんでしたが、スターダムは両国大会がありました。サムライTVの生中継で観ました。たむちゃんが来場したのは嬉しかったです。女子プロレス対象を受賞して本当に良かったと思います。なつぽいもサオリンのセコンドで姿を見せました。欠場中にサオリンが先に白いベルトをといったという結果は、複雑な思いがありますが、焦らずまず怪我を治すことだと思います。舞華が赤いベルトを取ったのも良かったです。
 アクトレスは後楽園大会でした。未来ちゃんが茉莉に敗れてAWGのベルトを落としてしまったのは残念ですが、仕方のないところかと思います。ごちかが良いです。超久しぶりに推しが増えました。BSフジのチャリティーゴルフ番組でアシスタントをやっていましたが、彼女の職業は?プロレスラーです。えー見えない。罰ゲームで逆水平チョップとかベタなことをやっていました。厳密に言えばアクトレスガールズはプロレスラーではないのですが、世間が理解できるわけもなく、本人もわかっているのかと思いますが、一所懸命に頑張っているので難しいことは考えなくて良いと思います。私もアクトレスリングはプロレスだと思っています。
 今年のプロレス納めは30日のOZ後楽園でした。黒サオリンは、セミで無差別級選手権次期挑戦者決定戦のイリミネーション6人タッグに出場しました、残念ながら途中敗退でした。スターダムで白のベルトを取理、来年の去就が注目されます。優勝は桃野美桜で良かったです。メインは、ジャガー横田&尾崎魔弓のAGE115対橋本千紘&優宇のチーム200キロでした。インサイドワークで何とか尾崎が勝利しました。いい試合でした。5試合で3時間弱はちょっと冗長でした。結構入っていて人が多く、サオリンの売店も大混雑でしたが、一年の終わりに会えて良かったです。