Vol.351 プロレス祭り〜大田区、後楽園も、イベントも


 2025年は、2日の羽田空港でプロレス祭りサイン会からスタートしました。新日&スターダムの運営にはいろいろと不満もありますが、新年早々、ぽいちゃん、サオリン、たむちゃんに会えたので文句は言いません。とても嬉しい一年のスタートでした。
 3日はマリーゴールド大田区大会で2025年初観戦でした。スターダムと被りました。開始時間はズレていますが、実際ハシゴするには無理があります。カード的には断然、マリーゴールドです。ごちかが皇希のGHC女子に挑戦するし、未来ちゃんもUNの選手権です。スターダムは、なつ&さおりーは極悪同盟と6人タッグだし、たむちゃんとウナはちょっと観たい気もしますが、もし負けたら最悪です。年末の両国の例もあるし、とにかくスターダムのビッグマッチは行く気になれません。会場は、東京ガーデンシアターはどんなものか知りませんが、有明は遠く感じます。大田区も遠く、タバコが吸えないので最悪の会場ですが、物販スペースは広いので、期待していた通り、全選手サイン会&ツーショット撮影会もありました。スターダムも一部選手のツーショット撮影会と所属が異選手の物販をやるとのことで、マリーゴールドを意識してのことなら興行戦争歓迎です。
 ごちかが皇希に挑戦したGHC女子選手権は、皇希が左ヒザを負傷し、試合後に救急搬送されるアクシデントがありましたが、王座は移動させないという感じで、あっさりと皇希が勝ってしまい、ごちかがマイクアピールしたように納得のいかない試合になってしまいました。未来ちゃんも桜井麻衣に破れてしまい、UN王座を落としました。とても残念な結果でした。ワールド選手権は、もう予想通り、詩美がSareeeに勝利して王座を奪取しましたが、どれも内容は今ひとつで冗長に感じました。山岡聖怜は気が強いのはいいことですし、強さもすごく感じましたが、あまり応援したいというタイプではありませんでした。マリーゴールドもビッグマッチは長くて、人も多くてとにかく時間がかかります。それでこの内容では、ちょっとうんざりしてしまいます。ごちかは皇希の付き添いで病院に行ったとかで試合後に会えませんでした。とてもがっかりな初観戦でした。
 スターダムの有明はサムライTVで生中継があったので後で録画を見ました。たむちゃんがウナに勝ってホッとしました。中野たむを辞めろ、スターダムに2度と上がるなとバチバチムードでしたが、試合後は、もうスターダムには二度と戻ってくるなと言いつつ、もし万が一、この先ウナギが行き詰まったら、いつだってたむは駆けつけると言い、クビになってもまたここのリングにやって来るようなオンナなんだから、お前に追放されたぐらいでもうここに立たないわけないだろと返し、いい感じで終わったと思います。ウナはスターダムのリングにはもう上げるべきではないと思います。
 なつ&さおりー&クララは極悪HATEにリベンジしましたが、極悪祭の前振りでした。満足に動けず、竹刀を振り回すだけなので、ダンプももういいです。HANAKOが負けるのだろうと思っていましたが、舞華がチーム200キロに勝ちました。スターダムの方がハッピーエンドで良かったと思います。応援している選手の勝敗によって、印象はガラリと変わるのでしょうが、興行のテンポもスターダムの方が良かったように思いますが、こっちにすればよかったという程でもありません。マリーゴルドもスターダムもビッグマッチはもうちょっとだるいなという感じです。
 例年4日から仕事なのですが、今年は土日で5日まで休みでしたが、イッテンヨンは新日も東女も行く気にはなれず、スカパー&レッスルユニバースで観ました。東女もスターダム、マリーゴールドと同様にプリプリ王座、IP王座が移動しました。年が変わり、目先を変えてということなのでしょうか。スターダムとマリーゴールドはまさに応援している選手が負けてしまったので、個人的に盛り下がりましたが、東女は特に応援している選手はいないので、それもありかなという感じでした。ドームは海野が取ってしまうのではないかと思いましたが、ザックが防衛し、まだ世代交代とはいかず、新世代はまだまだと思うので良かったと思います。
 1月はスターダムもマリーゴールドも後楽園は休日昼興行だったので行ってきました。スターダムの後楽園大会は、カードはまったく期待していませんが、13日はようやくアーティスト王座戦が組まれ、挑戦者決定トーナメントで、ゆなもん&さくら&玖麗が勝ち上がり、コズエン同門対決となったので、個人的には最高のカードでした。試合内容も良かったです。他にも2つタイトルマッチがあり、アメリカ遠征で不在組がいて、10人タッグや3WAYもありましたが、全体的に良いカードでした。客入りも良かったです。
 ハイスピード選手権は、10分3本勝負にルール変更になり、どうかと思いましたが、テンポ良く、すごく中身が詰まっていて良かったです。星来芽依と鹿島沙希の2人にはすごく合っていたと思います。ROH女子選手権は、テクラのヒールぶりはとても良いと思いますが、相手が知らない外人では、ベビー対ヒールの構図が薄れます。ただアティーナも王者だけあって、とても良い選手でした。試合内容も良かったです。天咲と稲葉あずさのフューチャー戦が高田馬場で、上谷対すずのワールド戦が2.2後楽園で決まり、予告的なものも適度にありました。上谷はヒールになって、いい感じになりましたが、マイクはすずの方が数段上手です。後楽園で赤いベルト戦は大賛成です。今日も入っていたとはいえ満員ではありませんでした。ビッグマッチでも2千人とかなので、まずは後楽園を満員にするのが身の丈に合っていると思います。
 19日のマリーゴールド後楽園大会は。応援している選手が大田区でベルトを落としてしまったので、カードは個人的には弱かったです。空席も目立ち、客観的にも弱かったのだと思います。現状はこんなものでしょう。ごちかは勇気みなみとのシングルで、きっちり勝利したので、これはこれで良かったです。未来ちゃんは翔月なつみとのタッグでMIRAI&松井珠紗と対戦で、松井が翔月に勝利し、後のスーパーフライ級に挑戦表明と、まあそうだろうなというところでした。
 選手権もほぼ予想通りでした。スーパーフライ級はビクトリア弓月が真白優希に勝利しました。フィニッシュのクロスアームSHが崩れたり、キャリアからすればよくやっているとは思いますが、チャンピオンとしてはまだまだでした。UNは桜井麻衣が野崎渚に勝利しました。1千万円賞金マッチという昭和な展開がありましたが、これでもう200%防衛間違いなしでした。CHIAKIが賞金を持ち逃げするというコテコテな展開でした。悪徳マネージャーのメガトンも昭和です。ワールド王者の林下詩美とのシングルでコテコテの展開でしたが、個人的にはメダトンは頑張って欲しいと思える選手ではあります。
 メインのツイスター戦は、ボジラ&タンクが防衛すると思っていましたが、山岡聖怜がタンクをジャーマンでフォールし、高橋奈七永&山岡聖怜が新王者になりました。確かにスーパールーキーですが、個人的には完成されすぎていて、応援したくなるタイプの選手ではありません。そしてチャンピオンになるというのは、いくら何でも会社として推し過ぎに思います。昭和のプロレスファンは会社が推す選手を素直に認められない捻くれ者なので。
 25日、26日はスターダムアワードでサイン会&撮影会の2日間でした。色々不満はありますが、1月はスターダムもマリーゴールドも試合、イベントに多く参加でいました。2月はまた減ってしまうのですよね。