ブリティッシュ・ブルドッグス　BULITISH BULLDOGS
　キッド＆スミスは新日本ジュニアで大活躍し、１９８４年に全日本に電撃移籍してヘビー級に転向、本格的にタッグチームとして世界最強タッグリーグ戦にも出場し活躍した。１９８５年にＷＷＦ入りし、共にイギリス出身であることからブリティッシュ・ブルドッグスとしてタッグ王座も獲得した。１９８９年には全日最強タッグに５年振りに出場したが、１９９０年にチームを解散した。キッドはその後ジョニー・スミスとニュー・ブリティッシュ・ブルドッグスを結成。アジアタッグ王座を奪取したが、キッドの引退により解散した。

　１９７５年に１７歳でデビュー。カナダ・カルガリーで頭角を現す。新日本に来日し佐山タイガーと抗争を繰り広げ、爆弾小僧、カミソリファイターとも呼ばれ人気を博す。スミスと共に全日本に電撃移籍後、ＷＷＦ入り。１９８９年にＷＷＦを離脱し全日に復帰。１９９１年最強タッグ最終戦で電撃引退表明。１９９３年に復帰、１９９８年にはみちのくプロレス両国大会に参戦したが、痩せ細っていた。現在はステロイドや椎間板の怪我の影響で車椅子生活を余儀なくされている。２０１６年１０月にＮＨＫで放送された佐山タイガーのドキュメントに出演した。

　１９７８年にイギリスでデビュー。キッドを追うようにカルガリーに渡り、スタンピード・レスリングで活躍する。１９８３年にマスクマンのザ・バンビートとして新日本に参戦。ザ・コブラとのＮＷＡ世界ジュニアヘビー級王座決定戦に出場するが、試合中にマスクを脱ぎ捨て正体を明かす。キッドとのタッグで全日本に移籍、ＷＷＦ入り。ＷＷＦ離脱後、キッドとのタッグは解消。シングルプレーヤーとしてＷＷＦ、ＷＣＷなどで活動。２００２年５月１７日に自宅で心臓発作により３９歳で死去。ステロイドとドラッグの影響と言われている。現在、息子のデイビーボーイ・スミスＪｒ．が鈴木軍で活躍している。