VOL.154 IWGPヘビー級&三冠ヘビー級王座史


○三冠ヘビー級王座
 インターナショナルヘビー級・UNヘビー級・PWFヘビー級の由緒ある3本のベルトを統一した王座である。1988年4月15日の大阪大会で当時、PWF・UNの王者だった天龍源一郎とインターナショナル王者のブルーザー・ブロディが史上初の三冠統一戦を行うが、両者リングアウトで決着つかず。1988年10月17日の広島大会では、PWF・UN王者のスタン・ハンセンとインター王者のジャンボ鶴田が戦い、引き分けた。翌89年4月16日の後楽園大会でも、同一カードでの統一戦が行われたが、決着はつかなかった。そして4月18日の大田区体育館でインター王者の鶴田が、遂にPWF・UN王者のハンセンを17分53秒、ウエスタン・ラリアットをかわしてエビ固めで丸め込み史上初めて3本のベルトを統一した。

○IWGPヘビー級級王座
 インターナショナル・レスリング・グラン・プリの略。乱立するベルトを統一するためアントニオ猪木が立ち上げた構想である。1983年の第1回大会では、ハルク・ホーガンが猪木をアックスボンバーでKOし優勝。1987年に開催された第5回大会で優勝した猪木が初代王者に認定され、以降ベルトの防衛戦が行われる。

8.31 全日 プロレスLOVE in 両国
 三冠ヘビー級選手権
  △諏訪魔(60分 時間切れ引き分け)太陽ケア△
 IWGPヘビー級選手権
  ○武藤敬司(21分13秒 体固め)後藤洋央紀×

IWGPヘビー級三冠ヘビー級
選手防衛回数選手防衛回数
初代アントニオ猪木 初代ジャンボ鶴田
 2藤波辰巳  2天龍源一郎
 3藤波辰巳  3ジャンボ鶴田
 4ビッグバン・ベイダー  4テリー・ゴディ
 5サルマン・ハシミコフ  5スタン・ハンセン
 6長州力  6テリー・ゴディ
 7ビッグバン・ベイダー  7スタン・ハンセン
 8長州力  8ジャンボ鶴田
 9藤波辰爾  9スタン・ハンセン
10ビッグバン・ベイダー 10三沢光晴
11藤波辰爾 11ステリーブ・ウイリアムス
12長州力 12川田利明
13グレート・ムタ 13スタン・ハンセン
14橋本真也 14三沢光晴
15藤波辰爾 15田上明
16橋本真也 16小橋健太
17武藤敬司 17三沢光晴
18高田延彦 18川田利明
19橋本真也 19小橋健太
20佐々木健介 20三沢光晴
21藤波辰爾 21川田利明
22蝶野正洋 22ベイダー
23スコット・ノートン 23三沢光晴
24武藤敬司 24ベイダー
25天龍源一郎 25小橋健太
26佐々木健介 26天龍源一郎
27佐々木健介 27武藤敬司
28スコット・ノートン 28川田利明
29藤田和之 29天龍源一郎
30安田忠夫 30グレート・ムタ
31永田裕志10 31橋本真也
32高山善廣 32川田利明10
33天山広吉 33小島聡
34中邑真輔 34太陽ケア
35天山広吉 35鈴木みのる
36佐々木健介 36佐々木健介
37ボブ・サップ 37諏訪魔
38藤田和之    
39佐々木健介    
40天山広吉    
41小島聡    
42天山広吉    
43藤田和之    
44ブロック・レスナー    
45棚橋弘至    
46永田裕志    
47棚橋弘至    
48中邑真輔    
49武藤敬司