VOL.195 今年注目の選手


オカダ・カズチカ(新日)

 闘龍門出身で、その長身とセンスが期待され、新日に移籍。ヤングライオンとして闘っていた時代は線が細く、怪我もあった。
 約2年間のアメリカ武者修行を終え、1.4東京ドーム大会に凱旋帰国。体は大きくなり、金髪にして態度も大きくなり、見た目は大きく変わったが、同じく凱旋帰国したYOSHIHASHIに新技レインメーカーで勝利するも大きなインパクトは残せず。棚橋のIWGP挑戦表明にはブーイングが起った。
 体格、若さ、センスがあり、将来のエース候補であることに間違いはないが、現状ではファンの目は厳しい。武藤、棚橋らエース候補生が必ず通過する道である。今年は試練の1年となりそう。

2.12 大阪府立体育会館 IWGPヘビー級選手権 棚橋弘至vsオカダ・カズチカ


橋本大地(ゼロワン)

 言わずと知れた”破壊王子”。昨年3月に両国国技館で蝶野正洋戦で破格のデビュー。その後、数々の大物レスラーと対戦しつつ、ゼロワンマットで若手としても試合を重ねる。まだまだ線が細いが、怪我なく完走したのは立派。
 ゼロワン元旦の後楽園大会で、横山佳和にSTFでシングル初勝利を挙げ、今年は更なる飛躍が期待される。

2.1 後楽園ホール 崔 領二&植田使徒&橋本大地vs関本大介&橋本和樹&大谷将司


愛川ゆず季(スターダム)

 グラドルレスラーとしてプロレスデビュー。単なる色ものではなく、意外にプロレスの実力もあり、ワンダー・オブ・スターダム王座、女子プロレス大賞も獲得。メディアへの露出も多く、女子プロレス界の起爆剤として、今年も更なる活躍が期待される。

2.26 新木場1st ワンダー・オブ・スターダム選手権 愛川ゆず季vs脇澤美穂
2. 5 愛媛マラソン出場
2. 1 週刊プロレスEXTRA 女子プロレスエロカワ主義発売


秋山準(ノア)

 全日の諏訪魔から三冠ヘビー級王座を奪取。全日時代に手にすることができなかったベルトを遂に獲得する。ノアマットでも齋藤と組み、バットインテンションズからGHCタッグ王座を奪回。齋藤が今年からフリー契約となったことで会社批判をする。
 三冠戦は、全日同期の大森が全日に再入団して挑戦が決定。更には小橋、武藤の名前も上がり、王座戦での対戦が期待される。

2.3 後楽園ホール 三冠ヘビー級選手権 秋山準vs大森隆男