VOL.41 ルチャ系新分布図


みちのくプロレス

 平成5年3月16日、岩手・矢巾町民総合体育館で旗揚げ。東北地方を拠点とした地道な活動が身を結び、 ライガーが提唱したジュニアのオールスター戦「スーパーJ−CUP」で、サスケ、デルフィンらが活躍し、全国的な知名度を得た。一時は両国国技館に進出するほどの人気を誇ったが、サスケの負傷欠場、経営困難で危機に陥る。選手一丸となって危機を乗り切ったかに思えたが、サスケのヒール転向、暴言からデルフィンらが離脱。再び最大の危機に陥り、再建を図る。

<主力選手>
グレート・サスケ デルフィンらの離脱により、SASUKE組を解散。人生とともに四国八十八ケ所巡礼で身を清め、ヒールからベビーフェイスに再転向した。リングネームもカタカナ表記に戻し、みちプロのエースとして再起を目指す。
愚乱・浪花デルフィン派筆頭と見られており、一度はみちプロ離脱を表明したが、一転して残留を決めた。
グラン浜田超ベテランは今も元気一杯。しっかりとみちプロを支える。
新崎人生ヘビー級の体格で、別格的存在。みちプロとともに全日にも参戦する。
タイガーマスク初代佐山の弟子で、四代目の虎仮面。四次元殺法に加え、シュート・ファイトも得意で、UFOにも参戦する。
TAKAみちのくみちプロの危機に、WWFから久々の参戦。
メンズ・テイオーWWFから久々の参戦。ブッチャーとの対戦を熱望。


大阪プロレス

 サスケの暴言に切れたデルフィンがみちプロ離脱を決意。星川、薬師寺らが同調し、新団体の旗揚げに至った。3月12日に大阪のホテルで記者会見が開かれ、全貌が発表された。旗揚げ戦は4月29日のなみはやドーム。5月4,5日は後楽園ホール2連戦。

<主力選手>
スペル・デルフィン  当初はフリーとしてみちプロに参戦する意向だったというが、どこですれ違ってしまったのか、結局、サスケとたもとを分かち、新団体のエースとなった。
星川尚浩若手成長株。キックが主武器。
薬師寺正人若手成長株。空中殺法も得意。
瀬野優キャイア浅いが、将来有望。
スペル・デメキンデルフィンの実弟がデビュー。コスチュームもデルフィンにそっくり。
ディック東郷因縁の相手だが、デルフィンの呼びかけに応じ、あくまでもビジネスとしてリングに上がることを承諾した。


闘龍門

 ウルティモ・ドラゴン門下生が日本に逆上陸。4月のシリーズは大成功を納めた。。ルチャの世界に新風を巻き込んだ。

<主力選手>
ウルティモ・ドラゴン  ケガのため長期欠場が続く。復帰の目処は立たず、引退の噂も出る程だが、何とかもう一度リングに戻ってもらいたい。
ドラゴン・キッド  元はFMWのレフリーだった。小さな体ながらレスラーを夢見て、単身メキシコに渡る。その空中殺法は驚異、必見の選手だ。
マグナム・トーキョーサスケとも互角に戦った実力もさることながら、その入場シーンは必見。
シーマ・ノブナガクレイジーMAXとして、みちプロにも参戦。アイドル系の顔で人気を集める。新世代のヒール。
ストーカー市川世界一露出度の多いマスクマン?「おれたちひょうきん族」のブラック・デビルがモチーフ。なかなかいいキャラクターである。


CMLL JAPAN

<主力選手>
ツバサ単身メキシコに渡り、夢をかなえた和製ルチャドール。